車ガラスの凍結「プチプチ」で防止できる! 雪国民のアイデアに「もっと早く知りたかった」
2019.12.04 18:00
窓に貼る断熱シートのような役割
Jタウンネットは12月3日、投稿主の天手力男さんに詳しい話を聞いた。
天手力男さんが車を停めていたのは屋根のない駐車場。気温3度を下回る朝などはフロントガラスの霜取りが欠かせないといい、本格的な冬が到来した今となっては毎朝の日課のようになっている。
天手力男さんはプチプチを用いたこの方法を思いついたきっかけを、次のように話している。
「最寄りのイエローハットで車用防霜シートのようなものを見かけて、買うより梱包用プチプチで代用出来るだろうと思い、試した次第です」
結果は天手力男さんの予想通り。プチプチを被せていない端の部分は霜で覆われているが、被せた部分は霜が付かず、綺麗な状態が保たれている。用が済めば気泡を潰して遊ぶだけのプチプチに、こんな使い道があったとは驚きだ。
しかし、なぜプチプチなのか。天手力男さんは防寒対策で窓ガラスに貼っていた、大判のプチプチを使用したとしている。
雪国では冬になると窓にプチプチした断熱シートを貼る家庭も少なくない。ガラスに関するトラブル相談を受け付ける「ガラス110番」のサイトによると、一般的に空気は熱を伝えにくいため、断熱材は空気を含んだものになるとのこと。
そのため梱包用のプチプチでも断熱シートのような役割を果たせることが期待できる。断熱シートおよび梱包用のプチプチでフロントガラスの霜を防ぐこともできるというわけだ。
天手力男さんは今回ツイッターで話題になったことについて、
「市販品の存在を当たり前に思っていたので、この反響に驚き、戸惑っています」
と話している。