月収10万だけど、就職はしたくない。そんな40代男の生き方を、自己防衛おじさんが絶賛する理由
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回取り上げるのは、茨城県に住む40代男性・Nさんの投稿だ。
在宅ワークで生計を立てているNさん。会社勤めをしているよりも「精神的に楽」だというが、悩みのタネは収入の少なさ。現在の月収は10万円程度で、どうしても将来への不安が拭えないというのだ。
「このまま在宅ワークを続けていっても本当にいいのでしょうか」。そんなNさんの悩みに、自己防衛おじさんが送ったアドバイスは...。
在宅ワークの選択は「吉」
読者のお悩み
持病を抱えていたり、面倒な人間関係が嫌だったりなどの理由で、在宅ワークの仕事をしています。気楽なことは確かなのですが、月々の収入は10万円くらいです。そのため、将来の漠然とした不安が悩みでもあります。
ただ、会社勤めしているよりは精神的にも楽で、どこかに就職することは今の段階では考えていません。
私はこの先、今と同じように在宅ワークを続けていっても本当にいいのでしょうか。
自己防衛おじさんの回答
将来の漠然とした不安は皆が多かれ少なかれ抱えているもの。しかし、それを少しでも軽減してくれるのは「お金・健康・自由」の豊かさ。これに集約されます。
この3つのバランスが良い状態で、さらに欲を出さなければ穏やかに生活はしていけます。人間関係のわずらわしさから自己防衛するために在宅ワークをしているのは、この先も吉と出るでしょう。
副業の推進やノマド的働き方など、個を尊重する労働スタイルが許され始めた時代があなたの味方をしてくれています。
在宅ワークは言ってみれば全て自分の時間。個人の采配で自由に前進できる今の状況はとても、恵まれているのではないでしょうか。これから先は収入源を増やして総収入の底上げをしていく事が、カギになりそうですね。
企業に就職してしまえば、定年まで面倒を見てくれるなんていうのは、すでに前時代の幻想です。各々が好きなように働いてくださいと国も舵を切り始めました。逆を言えば企業も国も今までのように面倒は見切れないので、個々人で強く生き抜いてくださいという暗黙のメッセージなのかもしれません。
終身雇用制度は事実上崩壊していると叫ばれ、将来の年金支給額や支給開始年齢ですらハッキリしない霧の中。頼れるのは健康で自由を操れる自分自身。戦後はアメリカ化する事で国を発展させてきた歴史を考えれば、雇用体系の変化、働き方の変化、すなわち米国化はむしろ自然な流れなのです。
自分の人生を自分で生きていく。真の自己防衛時代にいよいよ突入していくこの時に、理由はどうであれ在宅ワークに舵を切った事を、前向きに捉えて力強く生きてくださいね。
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