トンカツ、日本人の6割が「端から食べる」 全国調査で判明...真ん中派はたったの10%
食べ応え抜群の「トンカツ」。
頭の中で想像してみてほしい。5つに切り分けられ、目の前に現れたサクサクのトンカツ。箸を手に取り狙いを定めて、後は口に放り込むだけ...。
だが、ちょっと待っていただきたい。読者の皆様は、どの部分から食べ始めるだろうか。一番端から食べ進める人もいれば、真ん中の大きいサイズからという人もいるだろう。
そこで、Jタウンネットは2019年9月13日~11月18日にかけて、「トンカツ、どこから食べますか?」というテーマでアンケート調査を実施した(総得票数は1777票)。
その結果をご覧いただきたい。
最多は「右端」だった
こちらは全1777票の全国の結果を円グラフにまとめたものだ。
トップは右端(5)から食べる人で、36%(639票)。次いで左端(1)から食べる人で29.8%(529票)。全体の65%以上、つまり5人に3人がトンカツは端から食べるという結果が出た。
食べ応えのある部分は、最後に取っておきたいタイプが多いのだろうか。ツイッターには、左利きだから左端(1)から、右利きだから右端(5)から食べるといった意見もあがっている。確かに、取りやすさで考えたら納得の結果だ。
3番目に多かったのが、中央部分(3)で12.6%(224票)だった。以下、左から2番目の(2)が11.4%、右から2番目の(4)が10.3%となった。
ちなみに、トップ(5)と最下位(4)を比べると、その票数には約3.5倍の差がついた。隣同士で並んでいるのに、天国と地獄(?)の差である。
全国平均と大きく異なる結果が出た都道府県はなかった。どうやら、トンカツの食べ方には全国共通の傾向があるらしい。なぜ端から食べる人が多いのか、そのハッキリした理由は分からないが、とにかく、
「トンカツは右端から食べる人が一番多い」
ことが明らかになったのは事実だ。
ちなみにツイッターには、「端から」派に向けてなのか、
「とんかつを真ん中から食べるとあんまり減った気がしません」
との箴言も呟かれていた。
なるほど、と頷いてしまった。細長い真ん中を最初に食べ、その後両端からギュッと中央に移動させる。すると減っていない気持ちになることができる...。今度、試してみよう。
読者の皆さんの中に、「トンカツの食べ始めは絶対にココからだ!」というこだわりが強い人がいたならば、説得力のある理由付きで、読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)にご連絡いただきたい。