自己防衛おじさん、ついに世界デビュー! オーストラリアからお悩み相談が届く
一言でいえば、「自己防衛」しすぎ
読者のお悩み
私はもうそろそろ40歳になろうというのに、その時ショックだったこと、つらかったことを人に適切に伝えられません。
それで我慢して普通に振る舞えるなら良いのですが、不満を抱えてとても不機嫌になったり、元気がなくなったりします。1、2週間経てば、こう伝えればよかったのかと思いつきますが、後の祭りです。
その時に話をしても、もう遅いと言われるか、または、話すタイミングをさらに逃して2か月後になってしまったりして、もう問題を修復できなくなってしまいます。
もっと早く話せば修復できたのか、また、修復してくれないのは私が不機嫌にしていたせいなのではないかなど、思考がぐるぐるしてしまって、いつまでもつらい状態が続いてしまいます。そのことばかり考えて、早急にやらなければならないことにも手をつけられないほどです。
問題が起きたその時に、適切に伝えれば良いのに、それをできないのはなぜなのでしょうか。私はどうするべきなのでしょうか。もう悲しい思いをこれ以上重ねたくありません。助けてください。
自己防衛おじさんの回答
一言でいうならば「自己防衛」しすぎの状態。メールを見たところ、それがあなたの生き方のクセのようですね。
年齢も性別も関係なく、人間が持って生まれた考え方や捉え方のクセは、親や先祖から脈々と受け継がれてきた、因果因縁。細胞レベルでご自身に組み込まれているので、変えるというのは事実上不可能です。つまり、宿命ですね。
しかし、人間は定まった命を変えられなくても「運命」という人生の伸びしろを、自分次第で生かすことも殺すこともできるわけです。
それは物事をどのように捉えるか、発生した事象に散りばめられているヒントにご自身が気付くか気付かないか。そして、そのヒントをどのように自分の人生により良く前向きに活かすのか。すべて自分自身に委ねられているのです。
悲観的な考え方には悲観的な結末しか待っていない事が多く、常に前向きで未来志向の人には紆余曲折あってもやはり望む未来が待っているのです。
試練に見える辛い出来事は自分を成長させてくれる神からのプレゼント。人と比べて自分を卑下してしまうのは、自分のどこか良いところを見つけてみなさいという「神からの絶妙なパス」を受け取っている証です。
まずは前向きに捉え、前向きな言動を心掛けることから始めてみる。やがて運命は陽に転じ始め、少しずつ道は開けてくると思います。
幸せにも、不幸にもなりえるさじ加減が重要な「運命の伸びしろ」。それを分かりやすく解読してあなたを幸せに導いてくれるのが、占いやカウンセリングなのかもしれません。
あなたに合った方法で、ご自身がより前向きに生きて行けることを願っています。
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