意外と知らない? 「栗きんとん」発祥の地は岐阜にあった
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2019年10月3日放送の「ハヤリモン!」のコーナーでは、岐阜県八百津町の栗きんとんについて特集していました。
岐阜県は栗の都道府県の収穫量が全国第4位で、栗の産地として知られています。なかでも名古屋から車で1時間ほどの八百津町は、栗を使った代表的なお菓子「栗きんとん」のルーツがあるとされています。
材料と作り方にこだわる
栗きんとんの発祥とされているのが、「元祖栗金飩 緑屋老舗」が大正時代に考案した栗を使った和菓子です。
緑屋老舗の栗きんとんの特徴は、八百津町を中心とした岐阜県産の栗と、名水百選に選ばれるほどの八百津町の地下水を使っていること、職人が1つ1つ手絞りをする大正時代からの変わらない製法で、元祖の味を守り抜いているところにあります。
6代目店主の白木恭之さんは「できるだけ昔の味を引き継ぐことを心がけており、遠くからこの味を求め、足を運んでくれるのでやりがいがあります」と話していました。
栗金とんを買い求めるため、県外からも多くの人が訪れており、沢山の人達が秋の味覚を心待ちにしていた様子が感じ取れました。
(ライター:ケイ)