「ねねね」「ねねねね」「ねね」... この会話の意味、分かりますか?
津軽では「く?」「け」「ろ」「めー」で会話成立
続いて30代女性のBさん。こちらは福岡での会話だ。
「とっとーと?」
「とっとーと」
「と」だけで成り立つうえに、「とっとーと」がオウム返しのように2回続いている。意味はどちらも同じで、
「とってるの?」
「とってるの」
Bさんによれば、例えばショートケーキのイチゴを最後に食べる人に向かって、(このイチゴ)「とっておいてるの?」と聞く時に使うという。こちらは状況さえ分かれば、地元民でなくても何となく伝わりそうな例だ。
最後に紹介するのは、30代男性のCさんの投稿だ。青森の津軽出身だというCさんは、おばあちゃんと母がしていたという会話を教えてくれた。
おばあちゃん「く?」
母「け」
おばあちゃん「ろ」
母「めー」
本当に1文字で会話している!もはや感動すら覚えるが、何を言っているかはさっぱりだ。く・け・ろ・めー...?まるで暗号のようだが、正解を見ていこう。
おばあちゃん「食べる?」
母「ちょうだい」
おばあちゃん「はいどうぞ」
母「おいしい」
Cさんによれば、母の「け」は津軽弁で「ちょうだい」意味する「けろ」の略語。おばあちゃんの「ろ」(ろー)はネットで検索したところ「ほら」といった意味があるようだ。
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