広島空港の持込禁止サンプルに「あのソース」が! なぜ展示していた?空港に聞くと...
2019.09.09 18:00
サンプル展示は10年以上
担当者が広島空港に乗り入れする航空会社の団体・広島空港AOCに確認したところ、パッケージは具体的な商品名やメーカー名を伏せるためにはがしているとのこと。
オタフクソース以外にもいくつかの商品をサンプルとして展示しているが、過去にはあるメーカーから指摘されたこともあるようで、
「面白いという意味で話題になっていることは承知しているんですけど、『持ち込めませんこの商品』みたいな書き方にすると、どうしてもメーカーの方とか商品にネガティブなイメージが付いてしまうという思いがあるようで...」
と、実はあまり注目してほしくない部分であったことを明かした。
サンプルは機内への液体物の持ち込みが制限されるようになった2007年から展示している。その甲斐あってか今では機内の持ち込みも少なくなっているが、
「最初の頃は結構いらっしゃったんじゃないかと思います。仕事で海外赴任されてる方が広島へ帰って、また向こうに帰る時は、オタフクに限らずしょう油とかいろいろな物を持ち帰るケースがあると聞いていますので」
と、担当者は話す。
メーカー・商品名が分かるものを撤去してきた背景があること、持ち込む人が少なくなってきたことなどから、オタフクソースの容器は9月5日に撤去してしまったという。有名になった後だけに、残念だ。