「省エネ家電」の意外なデメリット 実は××に弱くなっていた
雷から免れる方法は...
まさかの名前の由来は、「雷が鳴って雨が降って天地がうるおう。その根源は雷だというところから、『責任を持った人間になれ』という思いを込めて付けたらしいです」とやさしい笑顔で語る塩田さん。
ちなみに塩田さんのお父さんも、カミナリ親父ではなく優しいお父さんだそうです。
そんな雷さんが勤める音羽電機工業では、雷が発生する危険度を知らせる雷レーダーを製造しています。100万円ほどと高価ですが、学校やゴルフ場、公園などに設置されているそうです。
また、社内には国内最大級の雷発生装置があり、雷の電圧を再現して製品の耐久値を測ることができます。
雷から免れる方法は、やはり身を低くしたり、屋内や車内に入ったりすることだといいますが、家のなかにいても、落雷による異常な電圧・電流が侵入し電化製品を壊してしまうことがあります。
これを雷サージといいますが、雷サージによる被害は推定で年間約2000億円といいます。
家電が省エネ化しているため大きな電圧・電流に弱くなっていることもあり、電柱にとりつけられている避雷器のほかにも、各家庭で電源線・電話線・テレビアンテナなど侵入経路別の対策が必要となってきているそうです。
(ライター:hisa)