大久保利通が「タカラジェンヌ」に... 鹿児島駅の銅像がまさかの変身を遂げていた
明治政府の中心的役割を果たし、維新の三傑にも数えられる大久保利通。大河ドラマなどの影響もあって、死後140年以上たった今でも彼を尊敬する人は多い。
偉人である彼の銅像ももちろん存在しており、JR鹿児島中央駅から徒歩5分ほどの場所にある。明治の風にフロックコートをひるがえす、大久保利通のモニュメントは観光スポットの一つだ。
だが、そんな銅像がどうもタカラジェンヌのように見えると、ツイッターでちょっとした話題になっている。
一体どういうことなのか。投稿された画像を見ると――。
「もう、それにしか見えません」
鹿児島の大久保利通像、背後の棕櫚の木が育ち過ぎてだんだんコレになって来てる気がするんですが pic.twitter.com/V8Vg0hRRMm
— 大久保利通公・墓所おそうじの会 (@okuboko_osouji) 2019年9月2日
こちらは青山霊園内の大久保利通の墓の清掃を企画している「大久保利通公・墓所おそうじの会」(@okuboko_osouji)さんのツイートだ。投稿では棕櫚の木となっているが、実際には蘇鉄が育ちすぎて、宝塚歌劇で見られる背負い羽根のように見えてしまう。
像に派手さはなく、ましてや動くこともないのだが、なぜだか大階段を降りてきそうな雰囲気がしてしまう。
像の凛々しく、硬派な顔立ちに上品で力強い出で立ち――失礼ながら頭に「トップスター・大久保利通」というワードが浮かんでしまった。
投稿のリプライ(返信)欄には、
もう、それにしか見えません
— 小鳥遊 千寿(@mickey64906970) 2019年9月2日
もっと大きく育ちますね!
— ゆっくん (@reon_vivi178) 2019年9月3日
大久保利通公の大羽根
彼の功績を考えれば、足りないくらい。
— 友妻 輝央那 (@kionax) 2019年9月3日
といった反応が寄せられている。
ちなみに宝塚歌劇団では2016年に上演された「桜華に舞え -SAMURAI The FINAL-」で夏美ようさんが大久保利通を演じた(新人公演では桃堂 純さん)。
それに感化された(?)かはともかく、後ろの蘇鉄が像をトップスターにしてしまうとは、天国の大久保利通も驚いているに違いない。