東京人「ういろう...?」名古屋人「すあま...?」 食文化あるある描いたマンガに納得
ういろうとすあま。読者の皆様は、この2つの和菓子をすぐに思い浮かべることができるだろうか。
いま、両者の知名度に地域差があることを扱ったマンガがツイッターで注目を集めている。
こちらは月刊ComicREX(一迅社)で連載中の「八十亀(やとがめ)ちゃんかんさつにっき」で知られる漫画家・安藤正基さんの投稿だ。
「名古屋あるある」を扱った同作は、東京から引っ越してきた主人公が「地元愛」あふれるヒロインたちと交流を深めていく話だ。アニメ化もされ、2019年6月には第2期の制作も決定した。
今回のエピソードは、作者の安藤さんが公式ツイッターで8月28日に投稿した「互いのもち味」と題されたもの。名古屋のお月見団子の話を発端に「ういろう」と「すあま」のことが話題に上がるのだが、関西と関東では認知度に違いがあるようで...。
「どっちも歩み寄れねぇ」
名古屋のお月見団子を頬張りながら、そのもちもちとした食感や味について語っているキャラたち。ヒロインである八十亀最中(やとがめもなか)から、「ういろうに近い」との指摘があると、
「そもそもういろうを食べたことがないから分からん」
と東京出身の主人公・陣界斗(じんかいと)。この発言を受けて、「ういろうを食べたことがにゃあ...??」とあまりの衝撃にくらっと来ている様子が描写されている。
一方でこのお月見団子について主人公はすあまに似ていると指摘。すると、
「スアマ......??」
「何ソレ......??」
とヒロインたち。関東以外で知名度が低いすあまのことを名古屋女子たちは知らず、「どっちも歩み寄れねぇ」とオチがついている。
改めて、ういろうとすあまの写真を確認してみよう。
つやっとした見た目のういろうと、どことなくかまぼこに似たすあま。今回のツイートを受けて、ネット上ではこんな反応が。
出身地によって、両者の認知度に違いがある様子が見てとれる。