錦糸町に「日本一入りづらいカレー屋」があった 外観は完全に「風俗案内所」
本格派インドカレーに舌鼓
写真ではご飯の量が少なく感じるが、これでも大盛り。上品ながら強いジャスミン米の香りとキレの良いルーの香りが食欲をそそる。
ルーは少しサラサラしている。本格派のインドカレーと名乗るだけあって辛さだけでなくスパイスの香ばしさも舌を喜ばせる。
チキンはすべて骨付きのため、少々食べにくいが柔らかく旨味がたっぷり詰まっている。サラリとしたカレーに濃厚なチキンの旨味は反則技。外観からはこんな味のカレーが出てくるとは想像もつかない。
量よりも質で勝負するカレーといった印象だった。
筆者は平日の12時半ごろと繁盛するタイミングにあえて訪れたが、しばらく店内で1人になるなどツイッターで話題になった割に人が少ない。
「まだお客さんも定着してなくて・・・」
店員さんはツイッターなどに店のことを投稿するのは大歓迎というスタンスだが、中々客足に結び付いていない様子だ。
外観こそちょっと気が引けてしまうが、中は気さくで優しい店員さん――入り口が最大の障害だが、そこを抜ければ美味しいカレーが待っている。