「ハゲも運命だと受け入れて」 薄毛に悩む30代男性に、自己防衛おじさんが送った言葉
「薄毛も個性のひとつ」
読者のお悩み
髪の薄毛に悩んでいます。遺伝でしょうがないという思いもありつつ、やはり少しでも抵抗したいと言うのが性なので、「発毛促進」「発毛に効果大」のようなうたい文句に弱く、シャンプーなどはそのようなものを使っています。
そのおかげか現状ではそこまで目立った感じではありませんが、遠くない未来には薄くなると思うので悩みには変わりありません。
いざそうなった時にカツラや植毛は使いたくないので、そうなった時は坊主にするかなどの悩みもあります。まあ、どんな形になっても生きてりゃなんとかなるさの精神で生きて行こうと思っています。
自己防衛おじさんの回答
食生活や生活リズムの乱れ、ストレスや睡眠運動不足など、挙げればきりがないくらい抜け毛の要因に囲まれて生活しているのが現代人。最近では薄毛の学生さんや女性も見かける機会が少なくありません。
年齢や性別を問わず、人は薄毛の悩みに苦しめられています。
しかし一方で、ヒゲや胸毛などは脱毛した方がモテるという風にうたった美容系クリニックやエステの広告も目にするわけで、いったい何が正解なのかわからないのが現状です。
そもそも、東アジア系の男性がハゲると、欧米人と比べて見た目が貧相な印象を受ける事は否定できません。そのため、特に日本では頭の薄毛に関して深刻に捉えがち。
しかし、あなたの様に「ハゲであれ、生きてりゃ何とかなるさ」という前向きな方は、ハゲをカツラで隠そうとしている男性と比べて、発する雰囲気が違うはず。「これが自分。この感じが自分」という堂々たる立ち振る舞いは、薄毛が個性のひとつとしてあなた自身をより魅力的に演出してくれるのです。
例えるなら、嘘は一度つくと、付き続けなければならず、最終的に辻褄が合わなくなってくるようにカツラも同じ。被り続けるストレスやバレてしまわないかという精神的な圧迫感は、人の性格をも変えてしまい言動すら挙動不審にさせてしまいます。
もちろん、頭髪を自己防衛するために日頃のケアは大切です。しかし、やるだけやってそれでもハゲるならそれを運命と受け入れて明るく前向きに生きるというのもマチュアな考え。解放された時間やお金を有意義に使うことにより、ひいてはご自身の人生がより良い方向に向かう。
そんな予感がしています。
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