よ~し温泉だ(ワクワク)→危うく露出狂に... 大江戸温泉「更衣室トラップ」体験談に爆笑
温泉はもちろん、江戸の街並みを思わせる館内でゲームや食事なども楽しめる「東京お台場 大江戸温泉物語」(以下、大江戸温泉)。タオルや浴衣もレンタルできる人気スポットだが、ツイッターでは、大江戸温泉ならでは(!?)の「恥ずかしいエピソード」が話題になっている。
大江戸温泉に行ってきたんだけど、温泉のお湯に浸かるまでに
— すぃんや(Frasco) (@Shinshin_Frasco) 2019年8月8日
①男女別れて最初の脱衣所で浴衣に着替える
②男女共用の食事処を通過
③男女別れての温泉用の脱衣所で脱ぐ
④??
という複雑なプロセスがあることを知らず、
①で裸になり、そのまま②の場所へ出てきてしまい完全に死んだ。
投稿したのは音楽ユニット「Frasco」のタカノシンヤさん。大江戸温泉では、最初に浴衣に着替える場所と温泉に入る前の脱衣所が別になっているのだが、タカノさんは間違えて最初の場所で服を脱いで、ゲームや食事をする場所に全裸で出てしまったという。
ただ楽しい時間を過ごしたかっただけなのに、危うく露出狂になりかけるという恐ろしい事故。しかし幸いにもタカノさんは事なきを得たようで、
「(2)の場所に出た瞬間にすぐに脳が危険を察知し光速で(1)の場所に戻ったので、きっとそこにいたカップル達には半透明な俺の残像しか見えなかったと思う」
とツイートしている。
大江戸温泉に聞いてみたが...
誤解のないよう言っておくが、大江戸温泉はバリエーションに富んだ温泉で温まり、かわいい浴衣を着て縁日のような気分を味わえる、とても楽しい場所だ。悪いのは施設ではなく、システムをちゃんと理解しない方だ。

とはいえ、間違えてしまう人は少なくないよう。タカノさんの投稿には、
「私も初めて行った時やっちゃいました」
「うちの会社の後輩が全く同じ事をやらかしてたので、失礼ながら笑ってしまいました よくあるお話だと思いますw」
「こんなこと言うのもアレなんですが、引き返さずに入浴を成し遂げた我ら親子は無敵ということでよろしいでしょうか?」
といった声が寄せられている。未遂で済んだがやりそうになったという人も複数見られ、どうやら大江戸温泉あるあるとして認知されているようだ。
大江戸温泉としては、この事故についてどう捉えているのだろうか。Jタウンネットは2019年8月13日、運営会社の大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツに、行っている対策なども合わせて聞いてみたが、
「本件のご回答は差し控えさせていただきます」
と丁重に断られてしまった。
大江戸温泉物語グループ公式サイトにおける入館の流れでは、
「種類豊富な浴衣と帯を受け取り更衣室で衣装替え。更衣室の外は江戸の町並み。全部脱がないように気をつけて!」
という説明が確認できる。

ちなみにタカノさんは大江戸温泉での体験談をツイートした4日後に、これを元に作成した楽曲「俺の大江戸温泉全裸物語」をツイッターにアップしている。ポップなサウンドに透明感あるボーカルの歌声で、間一髪の状況からは想像できない爽やかな曲に仕上がっている。
この『俺の大江戸温泉全裸物語』、悔しかったので曲にしました。聴いてください。
— すぃんや(Frasco) (@Shinshin_Frasco) 2019年8月12日
<歌詞>
脱衣所...
脱衣所を全裸で抜け出したら、そこはお湯ではなく食事処で
全裸...見られた...https://t.co/1xXCj7riQt
作詞作曲アレンジ:わい(全裸)
Vo:@_mnll_
Mix:@ngtkntr
総合的にby @FrascoTTS pic.twitter.com/td9Nd1p4w6
大江戸温泉以外でも同じような体験談が...
今回は大江戸温泉が話題に上ったが、施設の勝手が分からず、裸になるべきところではない場所で裸になってしまうというのは、ここに限った話ではない。ツイッターでは、様々な体験談が寄せられている。
「スーパー銭湯とかいくとほんまによくあることや!!どこから裸??ここは裸あかんの??的なやつな」
「銭湯とサウナとスポーツジムみたいなのが合体したみたいな施設に知人に連れられていき、ただの銭湯みたいなのだと勘違いして早々裸になって、女性トレーナーの横を裸で通り過ぎるという失敗経験あり」
「三重の○○(編注:施設名)という温泉も同じです。浴衣を着ないで裸で浴場へ向かう女性がいて、何度も教えてあげたことがあります。初めての人は分かりにくいですよね」
編集部でも聞いてみたところ、部内で一番しっかりしているSも似たような経験があるという。遡ること7、8年前、学生の頃に友人と泊まった、京都のカプセルホテルでの出来事だ。
「本来は、荷物を預けるロッカースペース(男女兼用)→更衣室(ここで服を脱ぐ)→シャワー室、というシステム。しかし、疲れていて判断力が鈍っていたのか、男女兼用のロッカースペースで服を脱いで、すっぽんぽんになってしまった」
幸い、ロッカースペースにはSと友人以外に客はおらず、笑い話で済んだという。
初めて行く場所で脱衣するときは、「ここは本当に服を脱ぐ場所なのか?」と疑うのが良いかもしれない。