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「何この通じあってます感...」 おじさん×ラッコのふれあいが最高に癒される

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.08.08 06:00
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「箱入り娘ですね」

飼育員・石原良浩さんとラッコのメイちゃん(写真提供:鳥羽水族館)
飼育員・石原良浩さんとラッコのメイちゃん(写真提供:鳥羽水族館)

話題を呼んでいるのは鳥羽水族館で飼育員を務める石原良浩さん(58)。1980年から鳥羽水族館で飼育員として働く大ベテランだ。動画に一緒に映っているのはラッコのメイちゃん(メス、15歳)だ。

「食べるという欲求を利用して体のチェックをしています」

食事タイムについて、Jタウンネットの取材にそう答える石原さん。手を叩くといったトレーニングを通して、体にキズがないか確認しているという。「それを見たお客様にも喜んでもらえれば」とサービス精神も忘れていない。

石原さんによれば、動物も飼育員の様子を見て喜怒哀楽を感じ、「黙っていると彼女たちも不安になってしまう」そうだ。動物たちに少しでも人間のことを把握してもらおうと常に話しかけるように意識しているとのこと。

メイちゃん(写真提供:鳥羽水族館)
メイちゃん(写真提供:鳥羽水族館)

実の親子のようなメイちゃんと石原さん。生まれも育ちも鳥羽水族館だというメイちゃんについて、「箱入り娘ですね」と述べた上で、

「私たちからしたら女王様みたいなものですよ。あの子のおかげで私たちも含めてたくさんのお客さんにも喜んでいただきました」

と振り返る。5月9日生まれで母親は「ポテト」という名前。5月(英語:May)とポテトの品種「メークイーン」、さらに「女王様みたい」をかけて「メイ」と名付けられたそうだ。

今回メイちゃんとの触れ合いが意外な注目を集めたことについて、

「たんなるギャップなのかもしれません。私たちは引き立て役ですので、困惑しています(笑)」

と述べ、

「野生のラッコは生存が厳しい状況になっているんです。今回のことをきっかけにラッコに興味を持ってもらい、世の中にこんなに可愛くて頭のいい動物がいるんだということ知り、その動物がどういう状況にいるのか思いを巡らせてもらえれば」

と語った。

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