タピオカで作る「ジェネリックいくら」 本当においしい?話題の珍メニューに挑戦
ご飯と食べるのがベスト
とはいえ大人気のタピオカ、いくつか店舗を巡ってみたがなかなか入手できず。通販でタイ食材専門店「Tapioca Pearls」の「タピオカ パール (小粒) 400g」を購入した。量は多めだが、お湯で戻すタイプなので保存ができる。
漬けダレに使用するのはツイッターのやり方と同じく、薄口しょう油、料理酒、みりん風調味料、白だし。まずはタピオカの説明書通り、タピオカ(30グラム)を一晩水につけ、お湯で茹でる。タピオカが浮いてきたら掬い上げ、漬けダレに漬ける。漬けダレは白だしとみりん風味調味料を多めに、料理酒としょう油を少量加えた。
茹でたばかりのせいか、タピオカがなんとなくフニャフニャしている。その頼りない感じも、小さくて透明な見た目も、小学校で育てていたメダカの卵みたいだ。イクラもサケの卵なので、近いものがあるのかもしれない。
漬けダレを加えて少し味見してみたが、白だしの風味が強く、イクラとは少し異なる印象。分量を失敗したかもしれない...。
早くも不安を抱えつつ、冷蔵庫に入れて出社。13時間ほど漬け込んだ。
帰宅後に冷蔵庫から取り出すと、タピオカが漬けダレを吸収。掬い上げるとフニャフニャ感もなくなりいい感じだ。色は全く異なるが、これは期待できるかもしれない。さっそくご飯にかけてみよう。
イクラより少し小さいが、なんとなく雰囲気が似ている。若い女性を虜にしてきたオシャレさは失われ、タピオカだとは言われないと分からない。タピオカもしょう油に漬けられご飯にのせられるとは思ってもみなかっただろう。
まずはタピオカだけ食べてみる。
冷蔵庫に入れる前とよりは緩和されたが、やはりだしの風味が強い。小さすぎたのか、食感もよく分からない感じだ。しかしご飯と一緒にかき込むと、ツルツルとした舌ざわりはイクラに近いものがある。イクラ特有のプチプチが感じられないのが残念だが、ご飯のお供としては使えそうだ。
筆者としては、これは「タピオカでもイクラでもない何か」という印象。今回はタピオカ30グラムで作ったが、ご飯2~3杯分といったところだ。自宅にタピオカが余っている人は、挑戦してみてほしい。