「名探偵はいませんが...」 滋賀・湖南(こなん)市の新キャッチコピーが完全にアレだと話題
上の画像をご覧いただこう。これは、滋賀県南部に位置する湖南(こなん)市公式サイトに掲載されているバナー画像だ。
「名探偵」に「湖南」といえば、思い浮かぶのはやっぱりあの少年探偵が活躍する人気推理漫画だろう。というか、背景のレンガや犯行予告風のフォントなど、どう見ても意識しているようにしか思えない。
実際、ツイッターにも、
「湖南市公式ホームページ、ついにやりやがったwww」
「湖南市の公式HPワロタ」
といった声が寄せられている。
名前のつながりだけではなく...
話題のバナーは、2019年7月のサイトリニューアルから掲載されている。Jタウンネットが5日に湖南市役所秘書広報課に取材すると、次のような回答が返ってきた。
「『名探偵はいませんが、湖南です』のキャッチコピーは、湖南市をPRするにあたり候補を募って選定したものです。湖南市を全国の皆さんに知っていただくキャッチコピーとして、これから活用していく予定です」
実は、名探偵コナンの作者である青山剛昌さんの出身地は、鳥取県北栄町だ。湖南市は、その北栄町と2011年から友好交流協定を結んでいる。「コナン」つながりで、お互いのイベントに参加し合うなど交流を行っているという。
その交流実績は、すでに8年近くに及んでいるのだ。決して、ただ名前が同じというだけで、このコピーやバナーが作られたワケではないらしい。
ちなみに湖南市には、公式Vtuberの「Minami」というキャラクターがいる。
湖南市のホームページには、AIを使ったチャットボット「教えて!Minami」という検索機能も新設され、市役所の手続きなどについて「Minami」に質問することができるそうだ。またYouTubeでも動画が公開され、閲覧できる。
【No.04】えっ?!湖南市に忍者?!【湖南市公式Vtuber Minami】(湖南市YouTube公式チャンネルより)
名探偵はいないが、「Minami」ちゃんがいることは確かなようだ。