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群馬名物「焼きまんじゅう」が原宿にやってきた! DA PUMPの「猛プッシュ」で販売実現

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.07.07 11:00
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言わずとしれた群馬名物「焼きまんじゅう」。竹串に刺さったあんのない薄いまんじゅうに特製の味噌ダレが塗られ、焼き上げる。甘じょっぱい味が特徴的で、小腹が空いた時にちょうどいい。

群馬県出身の筆者も小さい頃からよく親しんだ。しかし、県外では滅多にお目にかかることができない代物であることも事実だ。

そんな焼きまんじゅうだが、実はいま流行の発信地・原宿で販売され、注目を集めている。

原宿駅前カフェで販売されている「焼きまんじゅう」(2019年7月3日、Jタウンネット編集部撮影)
原宿駅前カフェで販売されている「焼きまんじゅう」(2019年7月3日、Jタウンネット編集部撮影)

焼きまんじゅうを販売しているのはJR原宿駅竹下口を出てすぐのところにある「原宿駅前カフェ」(東京都渋谷区)。

いったい、どうしてあの焼きまんじゅうが突如原宿に現れたのだろうか――。Jタウンネットは7月3日、謎を探るべく店頭を訪れた。

「コラボするなら焼きまんじゅう」

原宿駅前カフェの入ったビル(Jタウンネット編集部撮影)
原宿駅前カフェの入ったビル(Jタウンネット編集部撮影)

まず、原宿駅前カフェの広報を担当するライジングプロダクションの小林昭朗さんに話を聞いたところ、

「焼きまんじゅうについては、DA PUMPメンバーのTOMOから『コラボメニューをやるんだったら焼きまんじゅうをやりたい』との声があったんです」

と説明。実は原宿駅前カフェ、人気ダンスグループDA PUMPのメンバーが所属するライジングプロダクションの運営だ。かねてより原宿駅前カフェでは所属タレントとのコラボレーションメニューを販売しており、今回は6月10日~7月12日の期間で行われている「DA PUMP WEEK」の一環だという。

コラボメニューはメンバーが選定。「ISSAのオキナワんプレート」「YORI農園で摘んだ新茶葉ルイボスティー」などのメニューが並ぶなか、TOMOさんが焼きまんじゅうを選んだきっかけは、上里SA(埼玉)で流れていた「焼きまんじゅうのうた」というご当地ソングだったそうだ。

TOMOさんが自身のSNSで今年の3月と5月に「やーきやーき、焼きまんじゅう」との印象的なフレーズに合せて踊っている動画を投稿したところ、話題に。その様子は以前Jタウンネットでも「DA PUMPもお気に入り! 話題の群馬ソング『焼きまんじゅうのうた』の中毒性がすごい」という記事で紹介している。

キレッキレのダンスだけでは飽き足らず、コラボメニューにも選定するとは。TOMOさんは群馬ではなく愛知出身だが、どうやら焼きまんじゅうのことを相当気に入ったようだ。

TOMOさんのインスタグラムより(画像コメント部分は一部加工)
TOMOさんのインスタグラムより(画像コメント部分は一部加工)

実際に注文したお客さんからも「甘さとしょっぱさが絶妙で美味しい」との声も上がり、好評だという。筆者も実際に店頭で焼きまんじゅうを味わってみた。

な、懐かしい...(Jタウンネット編集部撮影)
な、懐かしい...(Jタウンネット編集部撮影)

外はカリッと中はふんわり。ほどよい甘さと適度なしょっぱさに遠く離れた故郷のことを思い出し、目頭が...。まさか原宿でこの味に出会えるとはなんだか感慨深い。まんじゅう4個が串に刺さり、価格は1本750円(税込)。群馬に帰ることを思えば安いものだ。

「これを通して群馬に足を運んだり、コラボメニューは12日まで実施していますので、焼きまんじゅうを食べに原宿駅前カフェに来てもらえたら」(小林さん)

原宿で出会える焼きまんじゅう。故郷を遠く離れた群馬県民のみならず、焼きまんじゅうに挑戦してみたいという人もこの機会に原宿駅前カフェを訪れてみてほしい。

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