震災を乗り越えて、地元の味をもう1度... 奇跡の復活を遂げた「ももやのカツ丼」
復活までの道のり
子供頃からももやのカツ丼を食べていた閖上出身の料理人・小斎悟史さん。お店の味を知る地元の方々の意見を聞き試食会を開き、この春新たなももやのカツ丼として、かわまちてらす閖上に再オープンしました。
ももやが震災前に実際に使っていた「サバ節」が奇跡的に残っていた事で味の決め手が分かり、伝統の味復活に繋がったとのことです。出汁がきいた甘じょっぱい味は、まさに懐かしの味です。
当時のももやと同じく、揚げ油はラード使用。さらにトッピングのグリンピースは7個。味も見た目も忠実に再現されました。
閖上で愛され、奇跡の復活を遂げたカツ丼。たくさんの思いが詰まった一品を食べ、閖上を盛り上げる力になりたいと思いました。
(ライター:rin.)