リンゴって、そっちかよ! 青森・藤崎町にツッコミ必至の「りんごの木」があった
青森には「りんご型」の木がある――。ウェブメディア「まるごと青森」が2019年6月17日に紹介したそんなスポットが、いまネット上で注目を集めている。
この~木なんの木気になる木~??
— まるごと青森 (@marugotoaomori) 2019年6月17日
来てびっくり???
青森には「りんご型の木」があるんだよ~??
??青森県南津軽郡藤崎町藤崎唐糸 #りんごの木じゃなくりんご型の木#藤崎町りんご型の木でググると藤崎町の観光名所てでてくる#青森 #aomori pic.twitter.com/DEbnC4q5KJ
「ふじ」りんご発祥の地としても知られる藤崎町にあるこの木。見事なまでのりんご型で、遠見から見てもばっちり識別できそうだ。国道339線から見える位置にあり、初めて通りがかる人は驚いてしまうかもしれない。
いったい、誰が何のために作ったものなのだろう。Jタウンネット編集部は制作者に話を聞いた。
「ポケモンGO」ユーザーもご用達?
りんご型の木を作ったりんご農家・町田郁夫さんは19日の取材に、制作の経緯について、
「この周辺にはりんご以外に何もなくて...。私には単調で面白味のない場所に思えていたのですが、もっと楽しみがあってもいいのではと作りました」
と話した。町田さん所有のりんご畑にかねてよりあったというサワラの木を、10年ほど前からりんごの形に刈り込んでいる。
「子どもの頃からモノを作ったりすることが好きだったんです。見る人に楽しんでもらうというよりも、いいモノを作れたらという自分の楽しみで作りました」(町田さん)
目にした人が車を停め、写真を撮っている人も多いというりんご型の木。最近では「ポケモンGO」ユーザーがなぜか付近に出現するレアポケモンを求めて立ち寄ることもあるそうだ。注目を集めているりんご型の木について町田さんは、
「藤崎町は観光地がほとんどないので、町の雰囲気がよくなる一助になればいいなと思います」
と話した。
異様な存在感のりんご型の木。青森を訪れた際は名産のりんごを堪能しながら、ぜひこちらにも足を運んでみては。