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本物のナットでも締まる! 北九州名物「ネジチョコ」、思った以上にリアルで楽しい

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.06.22 11:00
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本物のナットにも

こんな楽しくて面白そうなものを手に取らない――到底許されるべき行為ではないと思う。

偶然にも北九州への出張が決まった筆者は、本来の目的のほかにネジチョコの購入も狙った。どうせなら北九州の空気をたっぷり吸い込んだパッケージを手にしたい。

フリーの時間に小倉駅南口の商業施設「アミュプラザ」のお土産コーナーに走った。気分は遠距離恋愛の彼女を迎えに行く男そのものであった。

魅力的なお菓子が並ぶ中、ネットで目に穴が空くほど見たあの箱があった。値段も見ずに即座に購入。早く開封したくて仕方ないが、せっかくなので編集部の仲間と楽しみたい。

帰りの新幹線でグッと我慢をして東京・麹町に帰ってきた。

パッケージはスライド式
パッケージはスライド式

スライド式のオシャレな箱を開ける。待望のネジチョコとついにご対面した。

ボルトとナットを締める前にまずは食べてみた。甘すぎず、苦すぎない食べやすいチョコレートで、この味のバランスもお土産として買いやすい要因にも思える。ほかにもココアやホワイトといったバリエーションがあるが、とりあえず買うのであればスタンダードなチョコがおすすめだ。

今回は15袋入り、1296円(税込)のもの購入。数が多いようだが、飽きが来ないため1人でも容易に食べきれてしまいそうだ。

ボルト部分は少々硬く、ナットは簡単に砕けるので食感の違いもある。

ネジチョコ
ネジチョコ

下はもちろんのこと、目でも楽しめるのが最大の特徴。自宅にある美少女キャラのフィギュアを眺めるようにじっくりチョコの芸術を楽しむのも粋だ。

実際に締められる形は3Dプリンターを使って、できるだけリアルに再現したそうだ。

ボルトにアルファベットが彫られているのも細かい。では、楽しみにしていた締め付けをやってみよう。

チョコレートという認識でいるからか、本物同様に締めることに罪悪感のようなものが芽生える。

締めたボルトはナットから取り外せるが、1度やってしまうとチョコが削れてゆるくなってしまう。できるだけ真っすぐナットに差し込むのがコツのようだが、1袋で1回がベストに楽しめる。

ここであることを思いついた。これだけしっかりつけられるのであれば、似た大きさのナットでもいけるのではないか。

本物のナットとネジチョコのナット
本物のナットとネジチョコのナット

ジェイ・キャスト社内で捜索した結果、ボルトはなかったがナットは丁度良い大きさ物を発見。これで実際に回せれば面白い。

綺麗にハマりすぎではないか。ボルトのチョコはすなり削られてしまったが、しっかりとくっついている。

本物にも対応する再現度の高さ
本物にも対応する再現度の高さ

ものまね番組のご本人登場演出のようで笑えてくる。再現度が高いどころの話ではなくなり、北九州プライドの底力を見せられたようだ。

見ても楽しい、食べても美味しいネジチョコ。実際に手を取って感じる魅力の数々に驚かされた。

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