まるで高層ビル! 高さ70センチ、宮崎の「巨大すぎるかき氷」がインパクトしかない
まだ6月だというのに、もうすっかり真夏のような暑さだ。かき氷を無性に食べたくなるのは、こんな日だ。
宮崎県には高さ70センチを超える、巨大なかき氷があるというではないか。いったいどんなかき氷なのか...、無性に気になる。
「1年に1センチずつ伸びて、今や...」
2019年5月29日、Jタウンネット編集部の電話取材に答えてくれたのは、宮崎市にある「百姓うどん」の三代目・岩切宗百(むねかず)さんだ。
「うちのかき氷は、40年ほど前、祖父が始めたのですが、当初は30センチくらいだったそうです。1年に1センチずつ伸びて、今や70センチほどになりました。一時、東京スカイツリーに合わせて、63.4センチにこだわっていた時期もありましたが、今ではスカイツリーをはるかに超えてしまいました」
スカイツリーかき氷、タワーかき氷などとも呼ばれる、この巨大なかき氷の作り方には独特のコツがあって、長年、作り続けてきた人でないと、高くすることはできないとのこと。技術の積み重ねがないと、かき氷の積み重ねも成功しないものらしい。
食べ方にもコツがあって、取り皿2枚を使って挟み込むようにして取り分けるらしい。うまくできるか、かなり不安だが、店の人が教えてくれるそうだ。
種類は、イチゴ、グレープ、ハワイアンブルー、マスカット、メロン、日向夏、マンゴー、みぞれの8種類で、1杯600円。このうち7種類をミックスする、レインボーもあり、1杯660円だ。ミニカップ、ミニミニカップもある。
4月下旬から10月の限定商品で、300杯も売れる日もあるという。「春は、地元の方が多いのですが、夏になると県外のお客さんがほとんどです」と、岩切さん。高さ70センチの巨大かき氷を求めて、観光客が全国からやってくるらしい。
ツイッターには、こんな報告もあった。
宮崎観光で立ち寄った百姓うどん。並でもお腹いっぱいになります。レインボーミニのかき氷も大盛(笑) pic.twitter.com/BbsbvrrZYd
— しんのすけ (@shinnosuke1212) 2019年4月30日
宮崎名物、百姓うどんのかき氷。
— SUNAO製薬 ノザキのつぶやき (@sunaoseiyaku) 2019年5月27日
家族4人じゃ食べ切れない?? pic.twitter.com/7BHmcbFcs5