タピオカじゃなくて「わらび餅」入り! 新感覚の緑茶ミルクティー飲んでみた
甘さ小でもかなり甘い
このわらび餅入りドリンクは、先日ツイッターで注目を集めたもの。2019年3月にオープンしたばかりの日本茶ミルクティー専門店「OCHABA(オチャバ)」(新宿)で販売されている。
店があるのは新宿ルミネエストの地下一階。多くの人が行き来するエリアであるが、進んでいくと人がやたら集まっている場所が見えた。
大体20人ほどが行列を作っていたが、筆者以外はすべて女性。男性客は筆者以外にはおらず不安になったが、途中で中年男性2人組が行列に加わったおかげで安心できた。
ちなみにルミネエストの地下一階には一世を風靡しているタピオカミルクティー発祥の店「春水堂(チュンスイタン)」があるが、オチャバの列はそこよりも長かった。想像以上の人気ぶりがうかがえる。
店のスペースに入るのにも時間がかかったが、レジに到着したのは並び始めてから20分後だった。
レジに着く前にメニューを渡されたが、初めての人にもわかりやすいオーダー方法に思える。かつてスターバックスで訳が分からず「アイスコーヒーの2番目に大きいやつ」と適当な注文をして大恥をかいたのと大違い。
筆者は緑茶ロイヤルミルクティーに黒蜜わらび餅のトッピング、砂糖は小で注文した。この組み合わせで価格は626円(税込み)。そのほか、プラス50円で白玉もトッピングできたが、今回は見送った。
編集長命令だった「インスタ映え」を狙おうと思ったが、店前のたむろができず断念。そもそも男性客1人でそれをやっていたら間違いなく気持ち悪がられる。
カップの写真だけ確保し、ひとまず飲んでみる。砂糖の量を小にしたはずだが、とてつもなく甘い。ただ、パンチが効いたそれではないため、飲みやすい。
飲み進めると黒蜜わらび餅も太いストローから口に吸いこまれる。丸い形で、見た目的にはタピオカと瓜二つだ。柔らかく、少し軽さも感じるミルクティーの甘さに対し、瞬発的で重さの感じる落ち着いた甘み。コンビ力の高さは富士山に匹敵する。
黒蜜わらび餅の量は思ったよりも多く、飲み終わる間際まで楽しめるのが嬉しいポイントだろう。