地元人が考えた「翔んで茨城」が超強烈 とにかく自虐連発、それでも伝えたい魅力とは
大ヒット映画「翔んで埼玉」。埼玉県民がひたすら虐げられる様を面白おかしく描いた怪作だ。
虐げられる側である埼玉県でもヒットするなど、特定の地域をディスる内容の作品にしては、思いのほか愛された作品だったと言える。
しかし、この映画のようにローカルネタをギャグに昇華できるのは埼玉だけではないはず。そこでJタウンネットでは「あなたの地域の『翔んで○○』」と題して、地元の自虐エピソードの投稿を募った。
今回紹介するのは茨城県出身の20代女性からのエピソードだ。本家「翔んで埼玉」でも、気の弱い女性はその地名を聞いただけで卒倒してしまうとネタにされていた茨城――埼玉よりも虐げられていそうな気がするが、どんなエピソードなのか。
「割と当てはまってしまうのが悲しい」
はじめまして。翔んで埼玉の記事を読み、私も地元のディスられエピソードを考えたく、メールを送らせていただきました。
現在神奈川県に住んでおりますが、出身は茨城県です。関東圏でありながら僻地と言われ、ほぼ毎年魅力度ランキングのワーストキングに輝き、「のびしろナンバーワン」と開き直っている、気の弱い女性はその地名を聞いただけで卒倒してしまう、あの茨城県です。
僻地と言われているのは、(現実では)新幹線停車駅が無く、JRやつくばエクスプレスなどしか東京からのアクセスがないからでしょうか。
そんな「翔んで茨城」ですが、
「ださ茨城、くさ茨城、うさんくさ茨城、うるさ茨城、あおくさ茨城、田舎くさ茨城、古くさ茨城、アホくさ茨城、バカくさ茨城、ケチくさ茨城、キナくさ茨城、ドンくさ茨城、貧乏くさ茨城、面倒くさ茨城、陰気くさ茨城、辛気くさ茨城、しょんべんくさ茨城、乳くさ茨城、イカくさ茨城」
と、延々ディスられまくりです。
私の住んでいた某市はほぼ毎夜暴走族が走り、小規模農場が近いので家畜の匂いがはびこり、小中学校は不良率が高く風紀もよくありませんでした。なので割と当てはまってしまうのが悲しいところです。
しかし一世を風靡した有名人の輩出率はそこそこ多く、渡辺直美さん、マギー司郎さんなども茨城の出身です。また歴史的建造物として、日本三大庭園のうち一つ・偕楽園(梅の花が咲く時期がベストです)、世界最大の仏像・牛久大仏(花火を上げても頭まで届かないくらい!)などが有名です。その上つくばでは学園都市や宇宙航空研究開発機構(JAXA)など、最先端技術の開発も行なっており、まさに過去と未来が共存している県とも言えます。
なお、茨城県民に「いばらぎ」「チバラギ」と言われるとプッツンするのでお気を付けくださいませ。
あなたの地域の「翔んで○○」募集します
そこでJタウンネットでは、あなたの地域の「翔んで○○」を募集しています。こちらのメール(toko@j-town.net)に、具体的なエピソード、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。