広島・マツダ病院の隣にある「zoom-zoom薬局」 まさかの店名はマツダ本社「公認」だった
プロ野球の広島東洋カープの本拠地、ご存知だろうか。 「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」というのが、正式名称である。
「Zoom-Zoom」はマツダのキャッチコピーである「ZOOM-ZOOM -もっと乗りたくなる。-」からの引用、英語圏における幼児語の「自動車(日本語で言えばブーブー)」を意味するらしい。
ここ数年、カープがクライマックスシリーズや日本シリーズで大活躍したおかげで、「Zoom-Zoom スタジアム」という名称も、すっかり全国区になってきた。別に広島ファンでなくとも、充分認知されているようだ。
マツダ本社の近く、マツダ病院のとなりに「zoom-zoom薬局」というあまりにも衝撃的な薬局があった。 pic.twitter.com/PyFpoRmFKu
— 知多バスやあまっこ大好き (@nishihiro3155) 2018年4月20日
なんと「zoom-zoom薬局」という衝撃的な薬局を発見したという報告だ。Jタウンネット編集部は、さっそく広島に電話して、詳しい話を聞いてみた。
「地域の発展に役立つのであれば...」
電話で答えてくれたのは、「zoom-zoom薬局」の日浦克也社長だ。「zoom-zoom薬局」の所在地は広島県安芸郡府中町、マツダ本社やマツダ病院のすぐ近くだ。
「この店名にしたのは、広島カープの新球場オープン(2009年)の翌年だったでしょうか。社内ではほぼ100パーセント近くが反対でしたが、インパクトのある名前にしたかったので踏み切りました。
マツダ本社にご相談に行ったところ、『地域の発展に役立つのであれば、使ってもらっていいよ』と快諾していただきました。ただし、『zoom-zoom』の書体は少し変えるようにとのことでした。」
「zoom-zoom薬局」とスタジアムのロゴを比較すると、よく似てはいるが、微妙に違う。どうやら「セーフ!」らしい。
「よく直営ではないかと誤解されるのですが、マツダ本社ともマツダ病院とも、経営的にはまったくつながりはありません。社員の方も間違えて来られることもありますが......。マツダ病院とは勉強会などを通して、連携させてもらってはいます」と日浦社長。
ツイッターにはこんな感想が寄せられている。
「マツダ病院の薬局がズームズーム薬局なの最高に広島を感じるなw w w」
「マツダ病院にかかってzoom-zoom薬局で薬出してもらうまでが広島巡礼です」
「徹底してるなあ、さすが広島......」
(2019年5月8日11時追記)文中の表記を一部修正しました。