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「九州のヒエラルキー」めぐり大激論 地元番組が発表した「ワースト県」は...

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.04.10 06:00
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「九州はひとつ」をテーマに放送されたバラエティー番組「8つ星サミット」(テレビ西日本)。

九州のヒエラルキーで大激論?
九州のヒエラルキーで大激論?

司会はカンニング竹山さんで、宮崎県代表の東国原英夫さんら九州・沖縄の各県の代表が集まり九州の現状やこれからなど、様々なトークを展開した。その中でも特に白熱したのが「九州のヒエラルキー」についてだ。

最下位はあの県に...

番組は2019年3月23日放送。「九州のヒエラルキー」の話題は、放送開始からわずか6分でいきなり始まった。番組が独自に行ったアンケートではじき出されたのは以下の結果だ。

「福岡県>>熊本県>鹿児島県=長崎県>大分県>佐賀県>宮崎県」(番組テロップのママ)

1位は大都市である福岡が輝いた。これは九州以外の地域の人が見ても納得かもしれない。以下は熊本県、そして鹿児島と長崎が同率で3位に入り込んだ。

下位は大分にはじまり佐賀そして最下位は宮崎と続いている。絶対的な盟主ともいえる福岡はともかく、2位以下の結果はトークで大きく盛り上がった。

最下位になってしまった宮崎で県知事を務めていた東国原さんは、

「なんの統計? なにを根拠に」

と困惑。いったんは納得しかけていたが、福岡代表でインバウンド事業に携わる帆足千恵さんが「都市的な。栄えてる人のイメージで」と口にすると、東国原さんの態度は一転した。

「栄えてる順だったら佐賀と宮崎は逆だろうよ」

こう主張する東国原さん。一方、佐賀代表のお笑い芸人でイラストレーターのおほしんたろうさんは、「正直、栄え方だと同じくらいだ思うんですよ」と納得しているかのよう。

その後も最下位になってしまった宮崎県の話題が続いた。佐賀県と同じくらいとの発言が出ていたにも関わらず悔しい結果になってしまったが、積極的にPRを行っていた東国原さんが県知事だった時代であればヒエラルキーも変わったのではないかとの声もあがった。

東国原英夫さん (2016年10月 J-CASTニュース撮影)
東国原英夫さん (2016年10月 J-CASTニュース撮影)

福岡以外は「どんぐりの背比べ」?

CMを挟んで今度は同率だった鹿児島県と長崎県に移った。同率であることになった納得がいかないというのは長崎のテレビ長崎「ヨジマル!」コメンテーターの山口広助さん。それに対し鹿児島代表のウェブメディア「KagoshimaniaX」編集長の中園信吾さんは、

「(福岡県以外)どんぐりの背比べなんじゃないか」

と冷静。身も蓋もないように思えるが、あまり九州に馴染みがない人にとっては同意せざるを得ない発言だ。

福岡に次いで2位に入り込んだ熊本は先日閉店した商業施設「パルコ」や有名ファッションブランドのショップがあったことから、かつては「ファッション=熊本」と言われていたとのこと。くりぃむしちゅー上田晋也さんの兄で熊本代表の上田啓介さんは、新幹線によって買い物客が福岡に流出したことでイメージが変わったとも話した。

様々な議論が交わされてきたが東国原さんは、話題の締めにこう話した。

「おおむね合ってるよ。財政的な規模だとか人口だとか歴史だとか総合的に考えてヒエラルキーっていうこと自体がおかしいと思うけど、それで言うならこの順番かなあっ感じがするね」

また、九州のチームリーダーである福岡県がしっかりしてくれないと困るともコメントした。

時折、脱線しながら陸続きであるが故に白熱した議論。しかし、それぞれの県にそれぞれの良さがある。また、先に紹介したようにPR戦略など流動的なもので大きく変わる可能性もある。それだけに一概に格付けするのは難しい。

こうした番組の内容を受けて、ツイッターではこんな反応も。

「九州のヒエラルキー 普通は...こんな感じなんだと自分の考えと違った...」
「鹿児島以下は俺もよく分からんけどこれで正解ですね」
「鹿児島には長崎勝ってると思うわー(個人の感想です)(地元民が故に)但し、熊本には勝てん」
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