「今年で10回目の改元を迎えます」 浅草花やしきの「歴史」示したポスターに驚き
2019年4月1日、新元号が「令和」と発表された。新たな元号の発表を受けて、過ぎゆく「平成」という時代に思いを馳せている人も多いのではないだろうか。
そんな中、今回で10度目の改元を迎える場所が東京・浅草にある。日本で最初の遊園地としても知られる「浅草花やしき」だ。
上のポスターを見てみても、
「1853年から開園した花やしきは今年で10回目の改元を迎えます」
との文言が添えられ、改めて歩んできた歴史に驚きだ。振り返ってみると、この165年でそんなに元号が変わっていたのか...。このポスターについてはネット上でも「底知れない」との声が上がっている。
花やしきの開園は嘉永6年(1853年)
浅草花やしきが開園したのは嘉永6年(1853年)。そこから嘉永、安政、万延、文久、元治、慶応、明治、大正、昭和、平成と多くの時代ともに歩み、今回また「令和」へと新たな元号を迎えることになる。
浅草花やしきは1日、Jタウンネット編集部の取材に応じ、新たに改元することについて、
「嘉永6年(1853年)に開園した浅草花やしきは、今年5月の改元で10回目の改元を迎えます。また新しい元号を迎えられて、大変嬉しく思います。新元号を迎えるにあたり花やしきも新しい姿をお見せできるように頑張ってまいります」
と感想を述べた。
新たに「令和」との新元号を迎える2019年。楽しみでもありつつ、残り僅かとなった平成に少し寂しさも感じてしまう。
そんな時は数多くの時代を迎えて来た浅草花やしきを訪れてみてはいかがだろうか。