鈴鹿PAのトイレに、音姫ならぬ「音レーサー」があった ボタンを押すと「ブロロロロロロォォ」
2019年3月17日に開業した鈴鹿パーキングエリア(新名神高速道路)。そこのトイレには、一風変わった趣向が凝らされていた――。そんな投稿が、いまツイッター上で話題になっている。
鈴鹿PAのトイレの乙姫、確かにF1の音で色んな意味で燃えてくるなwww pic.twitter.com/lGJ8wGrh39
— ハマへる (@take_sakumayu) 2019年3月20日
こちらは、ツイッターユーザーのハマへる(@take_sakumayu)さんが投稿した動画。サーキットで知られる鈴鹿のPAだけに、トイレの個室にはバイクレースの写真が壁中に張られている。
それだけでなく、ハマへるさんが「音レーサー」と名付けられたトイレ用擬音装置のボタンを押してみると、バイクのエンジン音のような音が流れてきて、さらに驚き。いったいこれは...。
スタートラインをイメージ
ハマへるさんのこの投稿にはこんな反響も。
こんな音がトイレからしてたらずいぶんお腹が壊してるんやなぁと思いますね(笑)
— ##UH##コマジェライダー (@UH81966410) 2019年3月21日
勇ましい排気(?)
— Zape・柴田@岐阜 (@zapedzki) 2019年3月22日
勇ましい排気音に驚きの声が上がっている。トイレまでサーキット仕様とは、かなりの徹底ぶりだ。
Jタウンネット編集部が28日、鈴鹿PAを運営するNEXCO中日本の広報担当者にこのトイレについて聞くと、
「鈴鹿からF1が連想されることから、(こうした趣向を)取り入れました」
という。たしかに納得だ。
「こちらは男性用のお手洗いに設置されているものなのですが、メインの2か所のお手洗いに1部屋ずつ設置されています。鈴鹿サーキットさんからお写真や音源をご提供いただき、全体的に最初のスタートラインをイメージしています」
音源には鈴鹿サーキットで実際に行われた試合音源を使用しているとのことで、こだわり方がすごい。バイクとF1の装飾の異なる2部屋を用意し、音に関しては「モータースポーツで使われるマシンの走行音を表現した」とのことだ。
今回ネット上で話題になったことを受けての感想を聞くと、
「お客様が鈴鹿PAに立ち寄られ、十分な休憩を取っていただき、安全に高速道路をご利用していただければ幸いです」
と述べた。鈴鹿PAに立ち寄る際はぜひ試してもらいたい。