最強の「羽田空港みやげ」はコレかも 自販機の「アヒージョ」が超ハイレベルだった
なぜか一風変わった自動販売機が多数設置されている羽田空港。今回見つけたのは、福島県のご当地自販機だ。
なぜ羽田空港にあるのかはナゾだが、ここで売られていた「砂肝のアヒージョ」が、編集部に衝撃をあたえてしまう程の美味しさであった。
これがレトルトとは信じがたい
この自販機は、第2ターミナルの出発ロビーの保安検査場AとBの間にある。
「ふくしま名産」と書かれており、焼きショコラや「なみえ焼そば」、喜多方ラーメンといった食品や福島県復興シンボルキャラクターの「キビタン」のグッズも販売されている。
本来なら全て購入してレポートをしたいところであるが、Jタウンネット編集部にフードファイター系記者はいない。自販機にある商品を吟味して今回は「川俣シャモ 砂肝のアヒージョ」を購入した。
自販機にアヒージョという組み合わせの面白さや高級感あるパッケージ――かなり期待できそうだ。
川俣シャモは福島県川俣町の特産品として育てられた鶏のこと。川俣町の公式サイトには「川俣シャモと呼べるのは、福島県川俣町で育てた地鶏だけ」と書かれている。それだけのこだわりがあるにも関わらずアヒージョのレトルトにしてしまうとはかなりの贅沢。しかも価格は500円とお手ごろだ。
そのまま食べられ、パスタやサラダのトッピングにもオススメだという。しかし、初めて食べるため軽く温めていただくことにした。
大粒の砂肝が食欲をそそる。香りはガーリックが効いているものの控えめ。さらに顔を近づけるまでは匂わない。
早速一口を食べてみると衝撃が走った。砂肝なのに柔らかくて溶けてしまいそうな食感。別の部位と間違えて売られているのかと疑うほど。しかし、それも忘れてしまう。
ジワリと広がる奥行きあるガーリックと肉の旨味のコンビネーション――まるで「ブルース・ブラザーズ」のジェイクとエルウッドが口の中でウィルソン・ピケットのナンバーを熱唱しているかのようだ。
この美味しさは編集部の面々にも伝わった。S編集長は、
「めちゃめちゃ美味い。コリコリした食感を予想していたけど、良い意味で砂肝っぽくない」
と絶賛。筆者が持ち込む食品とは相性の良くない編集長だが、今度ばかりはマッチしたようだ。
M記者も「美味しい。良いじゃないですか」とコメント。N記者に至っては「美味いとしか言えない」と語彙を放棄した。
姉妹サイトJ-CASTニュース編集部に持ち込んでも同様の反応だ。T編集長とK副編集長はそろって「美味しい」と評価。さらに、
T編集長「レトルトでこのレベルは凄い」
K副編集長「お酒持っていないの?」
とコメント。かなり気に入ったようだ。
自販機とレトルトレベルを超えた異次元の美味しさ。羽田空港に立ち寄った際はぜひ買いたい。