ほぼ丸見え...!開放感がたまらない混浴露天 川原の真ん中に、湯船がポツンと【和歌山・川湯温泉】
混浴女子とめぐる!ニッポン秘湯図鑑
第十回 和歌山・川湯温泉 露天風呂 文・写真:蜜月檸檬
こんにちは、混浴温泉に魅せられて全国の秘湯をめぐっている蜜月檸檬です。毎回ひとつの混浴温泉にスポットを当てて魅力をお伝えしている連載の第十回。今回は、和歌山県の川湯温泉で無料解放されている「川湯温泉 露天風呂」をご紹介します。
川湯温泉は世界遺産熊野古道の近くにある山間の温泉地。熊野古道ウォークに訪れた人の疲れを温泉が癒してくれます。
川湯温泉はその名の通り、川原で楽しめる混浴露天風呂がいくつもあります。
川原にポツンとある露天風呂
川湯温泉には泊まりに来たお客さんのために無料で解放している混浴の露天風呂が2つあります。12月~2月末の冬季は広大な「仙人風呂」に入ることができ、それ以外の時期はこの共同露天風呂に入ることができます。
温泉街からつり橋を渡った何もない川原にポツンと露天風呂が見えます。
気持ち隠れる程度のすだれがありますが、ほぼ丸見え状態の露天風呂。
脱衣所はないのでお風呂の横で素早く着替えて入ります。
山里の素朴さと開放感を味わう
自然の中にある野湯の開放感とはまた違った、温泉街の目の前で露天風呂に入る開放感にドキドキします。
同時にしみじみとした山里の素朴な雰囲気も味わえるのが魅力です。
露天風呂の湯船には温泉が絶え間なく注がれています。
川湯温泉の源泉はかなり熱めなので加水して湯温を調整しています。
この日はドイツから旅行に来ていたカップルが後から来て一緒に入りました。海外の方も遠い温泉地に足を運んで日本の混浴露天風呂を楽しんでくれるのは嬉しいですね。
熊野川支流の大塔川が流れている川湯温泉。川原を掘れば温泉が湧き出てくるので、自分だけの手作り露天風呂に入ることもできる珍しい温泉です。
川原にプライベートビーチならぬプライベート混浴露天風呂を持つ旅館もあり、日帰り入浴でも利用できます。
のどかな雰囲気の温泉地で川原の開放感ある混浴露天風呂に入ることができるのが魅力の川湯温泉。
山間に優しく吹く風を感じながら混浴露天風呂を楽しめる温泉です。