エメラルドブルーに輝くお湯が神秘的! 女性にオススメしたい、長野の隠れ名混浴【白骨温泉・丸永旅館】
白濁したエメラルドブルーのお湯が魅力
白骨温泉の象徴とも言える青みのある乳白色のお湯は、湧き出た時には透明で、空気に触れて時間が経つと硫黄とカルシウムの成分が濃い乳白色に変化するそうです。
同じ白骨温泉の中でもいくつか源泉があり、微妙に泉質や色などが異なります。白骨温泉では宿のお湯の特徴や環境を表現した湯号がついています。「かつらの湯」や「泡の湯」はその中のひとつです。
かつらの湯は、桂の木に囲まれていたことから名付けられたそう。白骨温泉の湯巡りをしてお湯の違いを比べるのも楽しいですね。

丸永旅館は外観や館内の大部分をリニューアルしてとても綺麗になっていますが、歴史を感じられる木の造りの内風呂が残されているのはとても嬉しいです。
温泉のカルシウム成分が凝固して模様のようになった白い湯船は芸術的で美しくも感じられます。この現象が白い骨にも見えることから白骨温泉の由来とも言われています。
こんこんと湧き出る源泉かけ流しのお湯は枡で飲泉もできます。酸っぱくて少し飲みにくいかもしれませんが、私はこの温泉らしい味が好きです。
旅館には温泉粥があり、宿泊すると朝食にいただくこともできます。お粥にすると温泉の独特の味が和らいでとても食べやすいのでおすすめです。