ラーメンが上下にビュンビュン動くぜ! 雑誌「幼稚園」のシュール付録、さっそく作ってみた
めちゃくちゃ本格的だった
3月に入ったばかりの日の昼下がり。今年で30歳になる記者は社内でおもむろに入手した「幼稚園」を取り出し、机上に広げてみた。
「なにやってるんだこの人?」という社内の冷たい視線をものともせず、制作に取り掛かってみよう。
しかし、これが思いのほか難しい。小さい子にもわかるよう説明書きは平仮名・カタカナで記載されているのだが、記者の不器用さも相まってか、なかなか上手くいかず、結局作り始めてから50分強かかってようやく完成した。
盛り付けイメージとして幸楽苑のメニュー「豚バラチャーシューめん」と「極上中華そば」の写真が付属しており、まずはできあがった豚バラチャーシューめんを再現してみた。遠目に見ると、思ったよりもラーメンに見える。
メンマやチャーシュー、ネギ、トング、ナルトも紙で忠実に再現。輪ゴムのめんもリアルだ。宙に浮いているように見える箸は、めんと同色のストローでぜんまいに付ける設計になっており、芸が細かい。ぜんまいをひっぱり、輪ゴムめんが「びょんびょん」している間にメニューカード通りに具材を並べて遊ぶのだそうだ。
実際に動かしてみよう。
「ジー」という音とともにひたすら上下に動く箸。あまりのシュールさに、自然と笑いが込み上げてきてしまう。撮影を終えると、なぜか複数の同僚が記者の元へ駆け寄り、優しいほほ笑みを投げかけてくれた。
ありがとう、びょんびょんらーめん。