回転寿司、5人に1人が「レーンの寿司は絶対に食べない」
注文派7割、レーン派3割
今回の調査では「回転寿司、レーンの寿司を取る?取らない?」という質問に対して4つの選択肢を用意。「基本的に取る。注文は極力しない」「取って食べることが多いが、注文することもある」「注文することが多いが、レーンの寿司を取ることもある」「絶対に取らない」だ。
上のグラフの通り、「注文することが多いが、レーンの寿司を取ることもある」が50.7%(1050票)で過半数を占め、もっとも多い結果となった。
次いで、「取って食べることが多いが、注文することもある」が20.4%(422票)、「絶対に取らない」が20%(413票)、「基本的に取る。注文は極力しない」が8.9%(185票)と続いた。
「注文することが多い」「絶対に取らない」の2つを注文派とすると、その割合は70.7%に及ぶ。「基本的に取る。注文は極力しない」「絶対に取らない」というレーン派は29.3%という結果だ。
実際、マルハニチロが18年3月に発表した「回転寿司に関する消費者実態調査2018」でも、回っているネタと注文して握ってもらうネタのどちらを多く食べているかを質問したところ、「回っているネタ派」が29.1%、「注文派」が 70.9%で注文派が多数派となる結果だったという。
今回の調査とほぼ同様の結果となっていることは非常に興味深い。やはり、日本人の主流は「注文派」といって間違いないようだ。
また、「常にたくさんの寿司が回っているお店」と「注文された寿司がメインであまり寿司が回っていないお店」のどちらの回転寿司に行きたいと思うかという質問に対しては、前者が43.3%で、降車が32.1%だったそうだ(「どちらとも言えない」は24.6%)。
レーンには常にたくさんの寿司が回っていて欲しいけれど、注文は自分でしたい――そんな人間味溢れる結果となっている。