「うなぎのヌー」としか読めない看板話題 正しい読み方は?店主を直撃してみたら...
お店に入ってから気付く人も
話題となっているのは、静岡にある「うなぎの又一」(浜松市)だ。Jタウンネット編集部は2019年2月20日、店主の口木和秀(くちき・かずひで)さんに話を聞いた。
実際に「ヌー」と間違われることはあるのか聞いてみたところ、
「しょっちゅうありますよ」
と即答。開店してから今年で33年目になる又一だが、付近を通りがかった地元の小学生を中心としてかねてより「ヌー」と呼ばれていたのだそうだ。
「お店に入ってから、『又一』と読むんだと気づく方もいらっしゃいます」
と笑いながら教えてくれた。「ヌー」と呼ばれることのほかにも、和菓子のきんつばで有名な「又一庵」(磐田市)と関係があるのか聞かれることもあるそう。
「又一」という名称の由来は若くして亡くなった口木さんのお父様の名前から取られた。開店以来からのお店のキャラクター「うな太郎」は、あまりにも「ヌー」と呼ばれることが多いので、別名で「ヌー」としたのだそうだ。
今回話題になったことを娘さんたちから連絡があって知ったという口木さん。そんな口木さんは19日、お店のブログで
「今回SNS上でたくさんの方に取り上げていただきありがとうございました」
と感謝の言葉を綴っている。
静岡の「ヌー」。これからも地元民からそう呼ばれながら親しまれていってほしいものだ。