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山盛りちゃんぽん、焼き物ハントに大興奮 まだまだあるぞ!佐賀の「最強」観光地

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.12.21 18:00
提供元:佐賀県
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「ガタリンピック」に魅了され、仕事をほっぽり出して都内の編集部から佐賀へとやってきたJタウンネットのN記者。本編では、そんな記者が1人ガタリンピックに奮闘する様子を赤裸々にお伝えした。

番外編では、本編でお伝えできなかったスポットを順に紹介していきたい。

朝活からの山盛りちゃんぽん

まずは、九州佐賀国際空港近くの「空港公園」。

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佐賀に着いてすぐに訪れたここでは、1964年東京オリンピックの聖火を輸送したことで知られる航空機「YS-11」を見ることができる。また、近くの空港大橋では佐賀で有名なムツゴロウがオブジェになっており、地味に(?)インスタ映えしそうだ。

さて――、時計の針を2日目の朝へと戻そう。

ガタリンピックに魅了されて、仕事をほっぽり出してきてしまったN記者だが、さすがにそうサボってばかりもいられない。佐賀は楽しくてたまらないが、東京での仕事を考えるとだんだん憂鬱になってきた。

そこでMさんの勧めもあり、景気づけとして「朝活」をすることに。朝風呂、朝ストレッチ体操などの朝活プログラムを行っている武雄温泉で、朝限定公開の楼門干支見学会に参加することにした。

武雄温泉楼門
武雄温泉楼門

武雄温泉楼門の天井には「子(ね)」「卯(う)」「午(うま)」「酉(とり)」の4干支の彫絵があり、残りの8干支は東京駅の天井にレリーフとして存在している。明治・大正時代を代表する建築家の辰野金吾氏が手掛けたものだ。

楼門天井には4干支の彫絵が
楼門天井には4干支の彫絵が

佐賀県出身の辰野氏。観光ガイドの説明では、当時の首相である大隈重信など佐賀県出身者の人脈で楼門設計に至ったのではないかとのこと。奈良時代から存在した武雄温泉で、辰野氏は楼門によって自身の理想郷像を反映させたかったのではとの話もあるようだ。

朝から動くとなんとも気分がいい。しかし、慣れぬ朝活をしたおかげで、異様な空腹に襲われていることも事実だ。

そこで向かったのがこちら。

井手ちゃんぽん本店
井手ちゃんぽん本店

ちゃんぽんというと、長崎ちゃんぽんが有名だが、実は佐賀もまったく負けてはいない。1949年創業の「井手ちゃんぽん本店」にお邪魔した。あまりの空腹に「ちゃんぽん麺・野菜大盛り」を注文。出てきたのがこれだ。

「ちゃんぽん麺・野菜大盛り」(税込1080円)を注文。まるで二郎だ
「ちゃんぽん麺・野菜大盛り」(税込1080円)を注文。まるで二郎だ

右の並盛りと比べても尋常ではないボリュームだ
右の並盛りと比べても尋常ではないボリュームだ

並盛りちゃんぽん麺でもなかなかのボリュームだが、尋常ではないボリュームにたじろいでしまう。さっそくチャレンジだ。

勢いよく食べ始める記者
勢いよく食べ始める記者

まろやかなとんこつスープとたっぷりの野菜が調和し、口の中にほどよい甘みが広がる。「美味い...」と箸を休めず、食べ続ける。しかし、食べても食べても、野菜が減らずなかなか麺まで辿りつけない。

が、超絶ボリュームに苦戦を強いられる
が、超絶ボリュームに苦戦を強いられる

ようやく麺に辿りついた時点ですでにお腹ははちきれんばかりではあったが、麺がまた美味い。「これ、絶対完食無理だろ...」と出てきた時点で諦めかけたが、なんと気づけば皿は空になっていた。

なんとか完食...
なんとか完食...

この大ボリュームで1080円。いやはや、恐るべし佐賀。

超お得の宝探し体験

そろそろお土産を買わねばなるまい。佐賀と言えば焼き物というざっくりしたイメージしかない記者に、Mさんが薦めた場所がこちらだ。

吉田皿屋トレジャーハンティング
吉田皿屋トレジャーハンティング

嬉野吉田皿屋地区にある老舗陶磁器問屋「ヤマダイ」。ここの倉庫にある年代モノの焼き物を、1かご5000円から詰め放題。懐中電灯を持って、お好みの焼き物をまるで宝探しのような感覚で探していくのだという。

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これが実際にやってみると、ハマる。大して焼き物に興味がなかった記者が掘り出し物を見つけようと必死になって探した焼き物たちがこちらだ。

これで5000円である
これで5000円である

トレジャーハンティングが終わり、店主に今回の焼き物は実際にどれくらいの値段で売られているものなのか聞くと、今回の分だけでも1点2000円を超える焼き物もあるそうで、全部で数万円の価値になるとのこと。お得にお土産がゲットできてしまった。

旅の終わりに一杯

お土産はゲットできたが、仕事を考えるととにかく憂鬱だ。とくに編集長の叱責が恐ろしい。仕事のことなんて酒でも飲んで忘れてしまいたいところだが、若干二日酔い気味で、酒を飲みたい気分でもない。

そんなやさぐれた記者に、Mさんが差し出した飲み物がこちらだ。

こどもびいる
こどもびいる

「こどもだって、飲まなきゃやってらんねーよ」との文言に、まるでビール瓶のような見た目。小城市にある友桝(ともます)飲料が製造しているリンゴ味の炭酸飲料「こどもびいる」だ。

友桝飲料
友桝飲料

友桝飲料に行き、実際に飲んでみた
友桝飲料に行き、実際に飲んでみた

見た目は完全にビールだが、爽やかなリンゴ味が広がり、意外な気もするがこれアリだ。製造元の友桝飲料では工場見学もできるようになっており、修学旅行などで訪れる人も多いそうだ。

友桝飲料広報担当者の話では、なんでも友桝飲料は新商品開発数で日本一なのだとか。お客からの声を聞き、有明海のエイリアンこと、ワラスボのエキスが入った「エイリアンエナジー」などといったユニークな商品開発を続けているそうだ。

これは干したワラスボ。道の駅鹿島で発見した
これは干したワラスボ。道の駅鹿島で発見した

お土産はいかが

そろそろ帰りの飛行機の時間だ。「Mさん、ありがとうございました。もう佐賀さいこうっす!また来たいっすよ」と声をかけると、帰ってきたのは「最後にもう一か所行こうよ」との答え。

さが風土館 季楽 直販本店
さが風土館 季楽 直販本店

Mさんに連れられ、訪れたのは「さが風土館 季楽 直販本店」。「どうしても見せたいものがあるんですよ...」と切り出したMさんが見せたのは――

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佐賀県が「さがほのか」以来20年ぶりに開発した新品種のいちご「いちごさん」である。この人、ずっと謎の赤いハッピを着ていたのは、これの宣伝だったのか...。念のため、最後に言い残したことがないかを聞くと、

Mさん「2019年1月14日までやっている肥前さが幕末維新博覧会も来てください!!待ってます」
記者「最後まで宣伝っすか!というか、よく考えたらこの人、ずっと佐賀のPRに関することしか喋っていないような...」

<企画編集:Jタウンネット>

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