マッチョな男たちが、入り口にズラリ... 新宿「謎のトイレ」設置主を直撃
東京・新宿の商業施設京王フレンテ新宿三丁目のトイレが、ツイッター上で話題になっている。
トイレの性別を示すピクトサインが、上の写真のように5人の男女が様々なポーズを取る独特なデザインになっている。しかも、なぜか男性の方は全員マッチョなポーズを決めている。
トイレというと、下のような画像をイメージしてしまいがちだが、随分イメージが違うようだ。
いったいどういうことだろうか。Jタウンネット編集部は運営会社に話を聞いた。
実は、壮大なストーリーが...
こちらが、遠目からみたトイレの入り口。左右の男女に目を奪われがちだが、奥の壁面にはクモの巣のようなものに絡めとられた人物の姿も見える。
改めて、ピクトサインをよく見てみよう。
飛び跳ねている女性もいれば、艶めかしいポージングをする女性も。様々なタイプの女性が描かれているようだ。
一方で男性用はというと――
先述したように、筋骨隆々な5人の男性が各々のポージングを取っている。バリエーション豊富な女性トイレのピクトサインと比べると、少々ワンパターンな気もするが。ツイッター上でも「嫌いじゃねえよ」との声が上がり、話題になっている。
Jタウンネット編集部が2018年11月20日、運営元の京王電鉄にデザインの真意を聞いたところ、
「Ladyのひとりが蜘蛛の巣にとらわれて蜘蛛に迫られているところを、Gentle manが助けに向かっているストーリーが描かれている」
と説明。なんと、このトイレのピクトサインには隠された壮大なストーリーがあったのだ。
念のため、Jタウン記者がより詳しい事情を聞いていくと、今回のようなデザインに決定した理由について担当者は、
「より多くの人に楽しんでもらえるよう、通常のトイレとは別の形で男性はポージング、女性はファッションショーをイメージしたものになりました」
とも説明していた。
これは7階の食事フロア限定で設置されており、「食事をしながら楽しんでもらえたら」との思いがあるという。今回、ツイッター上で話題になったことについて担当者は、
「つぶやいてもらったことで、多くの反響があったことはありがたいと思っています」
と振り返っていた。