埼玉民待望の「北欧テーマパーク」の実力は? 東京在住の記者が「本音」で現地レポ
一部駐車場は満車 「草加せんべい」も販売
メッツァビレッジは、「北欧暮らし」をテーマにした商業施設。「メッツァ」とはフィンランド語で「森」という意味で、公式サイトによれば「北欧時間が流れる森と湖での体験を通じて、こころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと持ち帰れる場所」をコンセプトにしたという。
まず率直に言うなら、都内からだとかなり遠かった。池袋から急行列車に乗っておよそ50分。西武池袋線「飯能駅」で下車し、そこから直行バスで15分ほど走ったところにメッツァはある。バスも平日は1時間に2、3本の運行であり、1本を逃すとロスが大きそうだ。これが埼玉時間、いや北欧時間というやつなのか。

メッツァビレッジのマップ(公式サイトより)
13日の11時過ぎにようやく現地に到着すると、バス停車場近くの駐車場では一部満車となっており、平日の午前中にも関わらず混雑していた。

平日にも関わらず一部駐車場は満車
エントランスロードを下り、見えてきたのがマーケット棟。ここの1階では地元の食材や名産品などが購入でき、2 階では北欧のブランド雑貨や家具、アクセサリーなどが販売されている。
外観はオシャレで北欧感あるものだが、中では「草加せんべい」などの埼玉のお土産も販売されているので、県外から来た観光客は重宝するかもしれない。店内は多くの人でごった返していたが、北欧スタイルのオシャレな外観の建築物の中で「草加せんべい」を売っているというのは、いささか違和感があったことも確か。

「草加せんべい」も売られているマーケット棟

草加せんべい(Ebiebi2さん撮影, Wikimedia Commonsより)