ハロウィンは渋谷だけじゃない! 仮装キャンプにマラソンも...全国の注目イベント
さらにアクティブ! ハロウィンキャンプ
「ハロウィンキャンプ」と呼ばれる催しを行うキャンプ場も。仮装はもちろんのこと、かぼちゃランタン作りやほかのサイト(テントを張る場所)を訪れてお菓子をもらうといったイベントが用意されている。
数ある「ハロウィンキャンプ」の開催場所の中で、埼玉県飯能市にある「ケニーズ・ファミリービレッジ」を取り上げる。このキャンプ場では、人間の仮装イベントだけでなく、キャンプ中の居住スペースとなる「サイト」のデコレーションコンテストも行われる。
チェックイン時にエントリーを申し込み、順次スタッフが見回って写真撮影。10月31日の締め切りまでに集まったものの中からグランプリを決める。
人間どころかログハウスやテントまで仮装するユニークなイベントだ。Jタウンネット編集部は25日、ケニーズ・ファミリービレッジを運営する鳥居観光の川口泰斗さんに取材を行った。
そもそもハロウィンとキャンプの組み合わせを何故、思いついたのか。
「元々、舶来のものというイメージが強いハロウィンと欧州から普及していった文化であるキャンプ。同じ西洋的なもののコラボをしたら面白い」
として採用されたという。
さらに、アメリカでは「トリック・オア・トリート」と子どもが仮装して街を歩く文化にも着目。ファミリーキャンプ場であるケニーズにとって「子どもが楽しめるイベント」であることも重要な要素になる。
ハロウィンのエッセンスを存分にキャンプ場に注いだ企画だが、キャンプ好きから得たヒントをハロウィンと結び付けたのが「サイトデコレーション コンテスト」だ。
「キャンプスタイルが多様化していく中で、サイトもこだわりをもって作る人がいる」
「ならば、サイトのデコレーションを家族でワイワイやれば楽しいはず。みんなでデコレーションとオリジナリティを楽しんでほしい」
とサイトデコレーションの魅力を語った。
今回取り上げた2か所以外にも、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズでは、季節外れの「水着でハロウィン」を開催。特別料理や仮装入場での割引などを行う。
京都府舞鶴市では1.5メートルのミラーボールを用意した「ハロウィンディスコナイト」が開かれる。商店街のアーケード内がディスコに変身するというジョン・トラボルタも真っ青のド派手なディスコパーティーだ。
そのほかにも全国の動物園や水族館で楽しむハロウィンイベントもある。
「社会問題」にまでなってしまった渋谷のような場所もあれば、今回取り上げた東広島市のように、ご当地イベントとして昇華させるところもある。繁華街での乱痴気騒ぎもいいが、埼玉のキャンプ場でまったり過ごすのもアリだろう。
今年は間に合わずとも、来年は上記したように「渋谷以外」のハロウィンを楽しむのも良いかもしれません。