2018年10月13日、大学教授や有識者が廃校活用を科学する組織として日本初となる「九州廃校学会」の発足宣言がなされた。
発足宣言は、福岡県田川市の廃校活用施設「いいかねPalette」で開催された「第2回九州廃校サミット」で行われた。
文部科学省などによると、九州では過去20年間で1000校近い小中高が廃校になっているという。しかし、廃校を活用した事例は約100校にとどまっており、まだまだ課題は多そうだ。
人口減少が叫ばれる昨今、廃校をどう活かしていくかは九州だけに限らず全国でも共通の問題だ。今後の展望へ何かしらのヒントが得られるかもしれない。