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千葉の鉄道、「塩害」で乱れる 台風24号の余波か

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.10.04 17:51
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2018年10月2日から3日にかけて、千葉県内で鉄道の乱れが相次いだが、その理由はなんと台風による塩害がきっかけだという。台風一過の街は思わぬトラブルに見舞われた。

9月30日から10月1日にかけて関東地方を通過した台風24号だが、その余波は続いていた。非常に強い台風の雨と風で海水が陸に吹き上げられ、各地で塩害が発生していた。

塩分がこびりついて停電

送電施設に塩分がこびりつくとショートを起こし停電の原因となる。10月2日にはJR外房線や東武アーバンパークライン(野田線)でも停電でダイヤが乱れ、3日には京成電鉄でも停電が発生、21時半頃から列車が立ち往生するなど運転見合わせやダイヤ乱れが続き、帰宅ラッシュの足を直撃した。 塩害は4日にも影響を及ぼしたとみられ、京成電鉄は始発から6時30分頃まで京成高砂~八千代台間と京成津田沼~千葉中央間が運転を見合わせ、2日間で約7万2600人に影響が出たと報じられている。

千葉の大動脈にも波及(画像はイメージ、サブウェイさん撮影、Wikimedia Commonsより)
千葉の大動脈にも波及(画像はイメージ、サブウェイさん撮影、Wikimedia Commonsより)

台風通過後の関東では好天が続いていたが、意外な原因でのダイヤ乱れに、ツイッターでは「そんなこともあるのか」と話題になっていた様子だった。

塩害は停電のほかに、車や植物にも悪影響を与える。このほかにも千葉県を中心に街路樹が枯れたり、車の塗装が剥げるといった被害が出ていた。

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