伊勢丹府中店が閉店 「覚悟はしていたけど寂しい」
2018年9月26日、東京都府中市にある伊勢丹府中店が、19年9月末で閉店となると発表された。
伊勢丹府中店は1996年に開店し、開店初年度の261億円をピークとして、以来売上が低下し、赤字が恒常化していたという。2003年度以降、合計34億円の減損損失を計上しており、厳しい状況であったようだ。
「あれから22年、時代は良い方向に変わっているか否か、分からない」
地元民を中心として、ここでも悲しみの声が広がっている。行事の際の買い物時にはよく伊勢丹府中店を利用していたと懐かしく思う声も上がっている。
伊勢丹府中店閉店か...
— TSUN (@naominn_17) 2018年9月26日
覚悟はしていたけど寂しい...
伊勢丹府中店 2019年9月に閉店！！
— かもち (@KamoKamoKamochi) 2018年9月26日
日常的に行くところではなかったけど、お土産とか贈り物とか、ちょっとした買い物には伊勢丹ブランドが便利だった...新年の初売りとか最高だった... 残念...
テナントの様子から今回の閉店を覚悟していた意見も上がっている。
伊勢丹府中店、いよいよ閉店か。半分は専門店街のフォーリスになってたし、さらにル・シーニュが出来たことで駅からの視認性も極端に悪くなったからなぁ。ま、府中に百貨店が必要なのかと言えば、それまでの話なんだけどね。 #伊勢丹
— Jacky Takanishi (@Route_127) 2018年9月27日
また、閉店を時代の変遷とともに振り返りながら、分析している声も見受けられた。
伊勢丹府中店の直営書店に、オープン当時、岩波のアーサーランサムシリーズが、全巻揃えられていた。
— funship7 (@FUNSHIP7) 2018年9月27日
あれから22年、時代は良い方向に変わっているか否か、分からない。
伊勢丹府中店って出来たのつい最近じゃなかったっけ......と云うのは勿論錯覚で1996年開店。93年に新駅舎完成して、オレは直後の翌年に京王線沿線住民になって、それから暫くして、とはいえ2年後に駅前再開発で伊勢丹が出来て、って感じだったなあ。
— かちょー嘉一 (@sleek00) 2018年9月27日
伊勢丹府中店が閉店するらしい。
— アベル@??（*＾3＾）～☆人(￣ω￣;) (@lourhart) 2018年9月27日
かつて高度成長期の象徴でもあったデパートだが、ネット社会の今ではamazonや楽天、メルカリ等の安くて豊富な品揃えの商品が簡単に手に入る。
わざわざお店に出向いて高い商品を買う必要も無い。
時代の変化に追いつけないビジネスモデルは淘汰される運命にある。??