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「これでへこたれていては多治見では生きていけない」 1年前の証言が共感を呼んだ、猛暑の多治見市

松葉 純一

松葉 純一

2018.08.03 20:00
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「東海暑いね!」「ねえ、今年おかしくない???」

多治見駅南口周辺風景(ぺ有家音さん撮影、Wikimedia Commonsより)
多治見駅南口周辺風景(ぺ有家音さん撮影、Wikimedia Commonsより)

岐阜県の南部に位置する多治見市は、美濃焼の産地として知られている。市内には由緒ある窯元や陶磁器に関する美術館、資料館、ギャラリーなどがある。

名古屋市の中心部まで鉄道で約30分という地の利の良さもあり、1980年代から新興団地や分譲マンションなど住宅開発が行われ、名古屋のベッドタウンとして発展してきた。人口は約11万人だ。

2007年8月16日には、日本国内の最高気温記録「40.9℃」を観測した。以来、多治見は「日本一暑い町」を、埼玉県熊谷市や高知県四万十市などと競い合っている。

セラミックパークMINO(Monamiさん撮影、Wikimedia Commonsより)
セラミックパークMINO(Monamiさん撮影、Wikimedia Commonsより)

1年前のツイッターには、次のようなツイートが投稿され、話題となった。

テレビ局のインタビューに答えた女子学生の、「こんなんでへばっていては多治見では生きていけない」というコメントが共感を呼び、拡散したのだ。

「毎年夏が来るたびに『ここは人間の住む場所じゃない』って言ってる」という報告もあった。「日本一暑い町」キャンペーンの成果もあって、多治見の暑さは定評となったようだ。

中央自動車道 虎渓山パーキングエリア(V.E.learnさん撮影、Wikimedia Commonsより)
中央自動車道 虎渓山パーキングエリア(V.E.learnさん撮影、Wikimedia Commonsより)

今年3度目の40度超えを記録した多治見市に関して、こんな声が届いている。

「東海暑いね!」「ねえ、今年おかしくない???」「12年間暮らしてきた東海地方はこんなに暑い街だったのか...」「最近わたしが岐阜県の実家に帰省するたびに高温注意報が出ています」などといった感想だ。

8月3日14時40分までに、名古屋市千種区で気温が40.3度を記録した。多治見市は岐阜県美濃市に次いで、3位に止まった。東海地方の暑さは半端ない。

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