「これ、新幹線に持ち込める?」帰省&旅行前におさらいしておこう
手荷物は2個まで
新幹線をはじめ鉄道の車内に持ち込める荷物(手回り品)については、旅客営業規則に記されている。鉄道会社のサイト内では、要約した内容を掲載したりもしている。その一部を紹介しよう。
たとえば、JR東日本、JR西日本、JR東海、JR九州では「持ち込める荷物」を以下のように説明している。
「携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチ(長さは2メートルまで)以内で、重さが30キロ以内のものを2個まで」
無料なのは、実は2個までだった。3個目からは有料となり、ひとつ280円かかる。「携帯できる荷物」とは、旅行カバン、スーツケース、スポーツ用品、楽器などを指す。
リュックに旅行カバン、お土産が入った袋、子どもがいる方ならベビーカーも......となると、すぐアウトになりそうだが、幸いハンドバッグやショルダーバッグ、傘や杖など、身の回りのモノは数に入れないそうだ。
スポーツ用品や楽器、娯楽用品などは、長さの制限を超えても、車内で立てて携帯できるものは持ち込みが可能だ。たとえば、サーフボードや自転車(折り畳み式か解体したもの)は専用の袋に入れてあれば持ち込みOKとなる。
ただし、「列車の状況により、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められるときに限り」と断り書きもあることから、混雑する時期は無理して持ち込まないほうが賢明だ。