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「毎日描いていきたい」 八戸・木村書店「POP担当」の情熱がスゴイ

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.07.04 18:43
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本屋さんで見かけるPOP。書店員さんによる粋なコメントが添えられていたりすると、思わず手に取ってしまい、本との新たな出会いを誘導される。今、青森県八戸市にある木村書店のものが話題だ。

スマホ依存症を扱った本を紹介するにあたり、「やめたいにゃん...」と呟く猫キャラを背後から「やめさせないよ...」とスマホの画面が抱きついているイラストに併せて、「この中の表紙の中にあなたの姿はありますか?」とコメントが添えられている。書店で目にしたら見入ってしまいそうだ。

木村書店で話題になるのはPOPだけではない。このPOPを作成しているPOP担当者による「POP担当日記」が面白いと話題になっているのだ。

独特のタッチと絶妙なオチからネット上では、「うまいなあ」「めちゃくちゃ良い...」「ああ、これ好き」等絶賛する声が挙がっている。

「最後のスイカの漫画でクスッときたし『ちなみにこれ企業アカウントです。』で声出して笑った」
「これが『企業アカウント』だと言われてムチャクチャ笑うのと同時に、『これが面白いのは自由すぎるからじゃなくバランス意識が絶妙すぎるから』だと気づいた。こんだけ色々やっておいて客に不快感与えない画力とネタと言葉のチョイス力ってものすごい」

一体この「POP担当日記」とはどのようにして生まれたのだろうか。

Jタウンネット編集部が2018年7月4日、木村書店の担当者さんに誕生秘話を聞いた。

「本屋さんに足を運んでくれる人が多くなれば...」

「やはり最近は本屋さんもお店まで来てくれる人が少なくなりました。そういった状況で1つのきっかけとして本屋さんに足を運んでくれる人が多くなればと思い、描いています」

「POP担当日記」は2017年の10月頃より描かれはじめ、現在までに本1冊分に相当するくらいの分量になったという。2年ほど前からPOPを描くことになり、趣味が興じてどんどん画力が上達していったそうだ。

「忙しい時期以外は毎日描いていきたいと思っています」

と意気込みを語ってくれた。

ちなみに担当者さんは、本への思いに関して、1月10日のツイートで、こう述べていた。

八戸市 木村書店@POPごと売ってる本屋さん(@kimurasyotenn1)ツイートより
八戸市 木村書店@POPごと売ってる本屋さん(@kimurasyotenn1)ツイートより

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