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群馬についてアレコレ言うなら、「チャツボミゴケ」を見てからにしてほしい

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.06.30 20:00
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読者の皆様はチャツボミゴケというものを聞いたことがあるだろうか。

チャツボミゴケ(2018年5月27日撮影)
チャツボミゴケ(2018年5月27日撮影)

コケの一種で、酸性の水の流れるところに生息するという。群馬県吾妻郡中之条町六合(くに)地区にあるチャツボミゴケ公園は、そんなコケが群生する珍しい場所であり、東アジア最大級の群生地である。2017年2月には国の天然記念物としても指定されている。近くには2015年にラムサール条約登録された芳ヶ平(よしがだいら)湿原もあり、豊かな自然を満喫できる。

2018年5月27日に記者も実際に現地を訪れ、あまりにもきれいで魅了されてしまった次第である。

ネットでも...

ネット上でもチャツボミゴケに関して、その不思議な光景から「きれい」「神秘的」等の声が挙げられている。

現地には遊歩道がある(2018年5月27日撮影)
現地には遊歩道がある(2018年5月27日撮影)

公園までのアクセスとしては、関越道渋川伊香保ICより車で2時間ほど。草津温泉からは車で30分ほどとなる。残念ながら、今年4月下旬より草津白根山の火山活動の影響で、噴火警戒レベルが引き上げられたこともあり、現在芳ヶ平湿原を一望できる「日本国道最高地点」までのアクセスは制限されている。

Jタウンネット編集部が6月26日、中之条町六合支所担当者に話を聞いたところ、現在チャツボミゴケ公園の入場者数は、昨年度の年間7万人に比べ、現状のペースで4割程度減少しているとのことだ。

「去年に国の天然記念物に指定され、入場者数が多すぎたというのはあるかもしれませんが、草津白根の影響はやはり大きいです」

と、分析した。

「チャツボミゴケをきっかけとして、地域の素晴らしい施設にも来てもらいたい」

と、地域活性化の重要な担い手になることを期待したいとのことだ。

季節によって見える景色が違う(2018年5月27日撮影)
季節によって見える景色が違う(2018年5月27日撮影)

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