真の「ムサコ」は武蔵小金井、武蔵小杉、武蔵小山? 三つ巴の戦い、読者投票で決着
「ムサコ」とは、どこなのか――?
そんなささやかな疑問から始まったアンケート調査に、1つの結論が出た。
拮抗したのが、武蔵小金井・武蔵小杉・武蔵小山の3か所。投票は三つ巴の戦いの様相を示し、勝者が読めない大混戦。その中で勝利をつかんだのは――?
わずか数ポイントに集中
調査は2018年4月6日から6月19日まで実施し、総得票数は574票。結果は上のように、武蔵小金井188票(33.0%)、武蔵小杉184票(32.1%)、武蔵小山171票(30.0%)、武蔵国分寺8票(1.4%)、その他23票(4.0%)となった。
こう見てみると、武蔵小金井・武蔵小杉・武蔵小山がわずか数ポイント差の大接戦であったことが分かる。中央線沿線に住む筆者からすれば、「ムサコ」=武蔵小金井であり、実際に1位を獲得するに至ったが、その差は微々たるもの。3か所とも「ムサコ」といってもいいくらいだが、地域などによっては回答に差異が出ている。
たとえば、武蔵小杉を擁する神奈川県(総得票数42票)では、なぜか「武蔵小山」が30票で最多。肝心の武蔵小杉については茨城県(総得票数48票)が20票で最多となった。武蔵国分寺については総得票数が8票であるに加えて、それがある東京都ですら2票しか入らず、「ムサコ」という言葉から連想されることは多くないことが明らかになった。
それよりも気になったのは「その他」という答えだ。少し調べてみると、「武蔵野コード進行研究会」なるバンドが「ムサコ」と略されているほか、「武蔵コミュニティー」、「武蔵コーポレーション」など(力ずくではあるが)「ムサコ」と略せる固有名詞は見つかった。こう見てみると「武蔵こ○○○...」で大概「ムサコ」というものが出来そうではある。
皆さんの街の「ムサコ」はどこだろう。見つけてみるのも面白いかもしれない。