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これぞうどん県の食育だ 「さぬきうどん英才教育キット」が販売

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.04.20 11:00
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英才教育――そう聞けば、一般には小さなころから外国語や高尚な音楽、スポーツなどに慣れ親しませ、エリートを作る、というイメージを持つ人が多いだろう。そんな中、「うどん県」の異名をとる香川県の三豊市(みとよし)に本社を置く「瀬戸内うどんカンパニー」は、新たな英才教育キットを開発した。

その名も、「さぬきうどん英才教育キット」だ。

こだわりは「子どものやる気スイッチ」を入れること

「さぬきうどん英才教育キット」は、さぬきうどん職人を育成するためのキット......というわけではなく、さぬきうどんを作ることを通じて、子どもたちの感性や心を育むためのものだ。うどんは、作り上げるプロセスが単純であるため、大きな失敗がないのも利点で、子どもの食育にふさわしいとしている。ネット上でも注目が集まり、「さぬきうどん英才教育キット」という名前から、「さぬきうどん英才教育とかいうパワーワード」「さぬきうどんの英才教育セット...欲しい...」などと声が上がっている。

「英才教育」を施されている様子(画像はプレスリリースより)
「英才教育」を施されている様子(画像はプレスリリースより)

キットでは10人前の讃岐うどんを作ることが出来るようになっている。うどんは麺から作り上げ、かつお節や昆布といった出汁の原料もキットに含まれているという本格派。出汁の取り方を学びながら作ることで、その味わいや香りの違いを知ることが出来る。

また、絵本のようなワークブックにはうどん作りを通じて学べたことや感じたことをシールで貼りつけられ、食べるだけではなく知識面でも食事について学ぶことが出来る。

キットの中には、小麦粉や打ち粉、しょうゆ、いりこ、こんぶ、けずりぶし、めん棒、ワークブック、シールが入っている。ほかにも、YouTube上には作り方に関する動画も用意されており、初めてうどんを作る子でも安心して取り組むことが出来る。

ひらがなで書かれており、小さな子でも楽しめる(同)
ひらがなで書かれており、小さな子でも楽しめる(同)

瀬戸内うどんカンパニーのCUO(チーフ・うどん・オフィサー)を務める北川智博さんは、2018年4月19日のJタウンネット編集部の取材に対し、

「こだわったのは子供のやる気スイッチを入れることですね。パッと見て、『可愛い』『面白そう』と思ってもらえるデザインにしたり、箱を開けた時にワークブックやシールが入っていてやる気を出したり、開ける際に段ボールをはがせるようにしたり、と子どもが飽きないような仕組みを取り入れました」

と、制作の工夫について語る。「英才教育」という名前については、

「英才教育はネーミングですので、この商品の教育的要素は子どもたちがさぬきうどん作りを通して、(1)自分で食べる物を自分で作るという体験、(2)さぬきうどんや香川の文化歴史についての学び、(3)五感(団子の感触、だしの香り、うどんの味など)の表現ができるような仕掛けになっています」

と説明してくれた。

「さぬきうどん英才教育キット」の発売日は2018年5月1日で、定価は7200円(税抜)。インターネット上のほか、全国の小売店でも購入可能となる。

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