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実は屈指の「ものづくり」県、福井 国内外でトップシェア誇るメーカーずらり

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.04.16 11:00

読者の皆さんは、福井県といわれて何をイメージするだろうか。越前そば、さばのへしこなど、さまざまなものがあろうが、実は「ものづくり」でも数々の実績があるということはご存じだろうか。

何気なく街にあるあんなモノやこんなモノ。実はシェア1位を誇る福井県のメーカーが作ったものだったり......するかも?

カーブミラー製造の国内シェア1位もなんと......!?(画像はイメージ)
カーブミラー製造の国内シェア1位もなんと......!?(画像はイメージ)

国内シェア1位のみならず世界シェア1位のメーカーも

福井県は「『実は福井』の技」と題したサイトで、福井県内の知られざるメーカーについて取り上げている。

たとえば、道路にあるカーブミラー。これは国内シェア1位を誇る海道工業(福井市)が作っているという。

ほかにも、壁紙のツヤを消す薬剤は日信化学工業(福井県越前市)がシェア約90%、蚊帳はタナカ(福井市)も国内シェア90%を占める。さらに、蛍光灯のピン(電源との接続部分)に至っては、製造する福井鋲螺(びょうら・福井県あわら市)がなんと世界シェア1位という実績を持つ。

福井県内にある142企業がもつ185製品・技術のうち、世界シェア1位のものが16製品・技術で、国内シェア1位は54製品・技術となっている。

各社とも、独自にノウハウを積み重ねた技術を生かし、他社には真似のできない高い質の商品を作っている。先に述べた、蚊帳を製造するタナカでは、あえて昔ながらの製法で作っているなど、伝統的な手法にこだわった一面もみられる。

こうしてみると、身の回りにありながら普段意識をしないようなものだが、日常生活を支えているたくさんのものが、福井県のメーカーが作ったものであることも少なくないようだ。

福井県産業労働部地域産業・技術振興課は、2018年4月10日のJタウンネット編集部の取材に対し、

「もともと2007年に冊子を制作しました。3年に1回、冊子を改訂するので、それに合わせてサイトも更新しています」

と語った。

「福井県には、繊維や眼鏡、機械をはじめとする『ものづくり技術』に加え、炭素繊維やレーザー高度利用などの先端技術の蓄積があります。またこれらの技術を活かし、世界や国内でのシェアがナンバーワンあるいは、上位の工業製品を有する企業やオンリーワン技術を持つ企業が数多く存在しています。しかし、こうした技術は、大手ユーザー企業との取引の関係から積極的なPRが難しく、一般的にはあまり知られていませんでした」

と、「『実は福井』の技」誕生の経緯について説明。

そのうえで、次のように話してくれた。

「掲載企業の広報としてはもちろんですが、県内外の企業との取引や、高校生や大学生が福井県内のものづくり企業を知り、就職活動にも役立ててほしいと思います。現在、福井Uターンセンターで手に取って頂けるようにしていますし、今後は県内の高校に冊子を配布したいと考えております」

反響などについては、

「企業や一般の方から『冊子が欲しい』という声があり、今後も一層広く情報の提供をしていきたいと思います」

と述べた。

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