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閉店から2年、「とらのあな」町田店が復活 同人・アニメショップが集まる理由は立地にあった?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.03.16 11:00
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漫画やアニメ関連のグッズなどを豊富にそろえた専門店は多数存在するが、同人誌を買うとなればやはり「虎の穴」が経営する同人ショップ、「とらのあな」は外せないだろう。

全国各地に店舗を展開しており、東京では秋葉原や新宿、池袋、立川に複数の店舗が存在する。かつては町田や八王子にも店舗があったものの、2016年に相次いで閉店。西東京方面をカバーするのは立川店のみという状況になっていた。

しかし、2018年3月1日に「とらのあな」公式サイト上で町田店が4月下旬にグランドオープンするとアナウンスされたのだ。

記者の地元広島にも「とらのあな」があります(画像は「とらのあな」公式サイトより)
記者の地元広島にも「とらのあな」があります(画像は「とらのあな」公式サイトより)

サブカルチャー・ポップカルチャーを楽しむ層が集まるエリア

「とらのあな」町田店が復活することはツイッター上でも話題となっており、多くの喜びの声が溢れている。

新宿や秋葉原、池袋方面まで移動するのが大変だったという声も挙がっており、まさに待ち望まれていた復活だったようだ。

店舗の場所は以前とは異なり、公式サイト上で公開されている住所から、アニメグッズ専門店の「アニメイト」町田店のすぐそばになると思われる。

わずか2年で町田店が復活したことには何か事情があるのだろうか。Jタウンネットが「虎の穴」に取材したところ、広報担当者から「町田退店の経緯は、当時入居していたビル施設の不具合によるもの」との回答を得た。

「お客様が減少した、商圏としての町田の魅力が無くなったなどの理由では無かったこともあり、退店後も町田へ再出店をと言う声は社内でも出続けておりました。今回の再オープンに関しては、適切な入居物件が見つかり、かつ出店を会社としても後押しできる状況だったことが大きな理由となります」

復活にあたって以前よりも女性向け商品を充実していく予定だが、町田の地域性を考慮して、同人誌、マンガ、アニメグッズ、ホビー、CD・DVDなど幅広い商品を取り揃える予定だという。

ところで、町田や立川、八王子エリアは同人誌やアニメグッズ、漫画などを取り扱う店舗が多いような気がする。町田だけを見ても、駅周辺に「アニメイト」「らしんばん」「ゲーマーズ」「文教堂アニメガ」など、充実の店揃いだ。

中野や秋葉原、池袋のような雰囲気やイメージが町田にある、というわけでもなさそうなのだが、何か理由があるだろうか。再び町田に戻ってくる「とらのあな」に、記者のふとした疑問を投げかけたところ、丁寧な回答が寄せられた。

「町田は小田急線と横浜線が交差し、駅周辺も百貨店を始めとした大型の商業施設がいくつも展開しているエリアです。さらに学校施設もたくさんあり、学生の方からサラリーマンの方まで、まさにアニメやマンガなどのサブカルチャー・ポップカルチャーを『自ら主体性を持って楽しむ層』が多く在住しているエリアともなっています。このような地域性が、弊社を含め同様の店舗が集まる理由ではないかと思われます」

町田在住の人たちは、グランドオープンまで今しばらくお待ちいただきたい。

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