都県境に新しい橋ができる? 旧江戸川沿いを歩いてみた
「橋が作られるのは何十年先になるかわからないのでは」
読売新聞によれば、整備が検討されている場所は、江戸川と旧江戸川を挟む江戸川区と千葉県市川・浦安両市のエリア。
訪れたのは、3本のうち、江戸川区側の2か所。
都営新宿線瑞江駅から徒歩20分、柴又街道をまっすぐ進んだT字路交差点付近と、同線篠崎駅から10分ほどのところにあるT字路交差点。本当はもう1か所にもいきたかったが、薄暗くなってきたので断念した。
まずは1つ目の交差点から。柴又街道を直進すると、T字路交差点に行き着き、少し奥に行くと旧江戸川沿いに走る散歩道に出る。
交差点手前の標識には左方向に「篠崎」、右方向に「今井橋」。直進方向に矢印は伸びているものの、何も表記されていない。
普段から散歩道で散歩をしているという70代の男性に、「橋が出来たら便利になると思うか」と聞くと、「車には便利になるだろうね」と話す。
一方で、「橋が出来たら川の向こうまで散歩するか」と聞くと、「(川の向こうは)住宅ばかりで何もないから散歩しようとは思わないね」という。
男性は「すぐそこの柴又街道交差点(上記T字路)はここ2~3年前にできたばかり。橋が作られるのは何十年先になるかわからないね」と完成するかどうかに懐疑的だった。