国宝・犬山城のしゃちほこが復活！　工場長は「全身全霊で作った」

「あまりにもいい出来なので感無量」

犬山城北側のしゃちほこは、去年11月から奈良県の山本瓦工業で復元を進めていました。粘土で作られ、1か月以上乾燥させたあと、1150℃の高温で焼き上げられました。

山本瓦工業の山本正道工場長は「全身全霊で作らせてもらったから、絶対に失敗はないと信じていた」と話し、それに対し犬山城を保有する財団法人の成瀬淳子理事長は「あまりにもいい出来なので感無量です」と答えました。

完成したしゃちほこは、26日に犬山城に運ばれ取り付けられる予定です。

しゃちほこが戻り、さらに犬山城が元気になりそうです。犬山城周辺は国内外から観光客が集まるスポットなので、しゃちほこが戻ることで観光もさらに盛り上がることを期待します。（ライター：moca）